2017年8月2日(水)~3日(木)、千畳敷から木曽駒ヶ岳へ登ってきました。
千畳敷と言えば、中央アルプス駒ヶ岳ロープウェイを使って行ける絶景スポットとして有名。楽に綺麗なところへ行きたい私にとっては格好のスポットです。
木曽駒ヶ岳は中央アルプス最高峰(2956m)ですが、この千畳敷からなら登山初心者でも半日ほどで往復できます。
夏の暑い盛り、避暑もかねてアルプスの景色を楽しみに出かけました。
交通手段の検討
駒ヶ岳ロープウェイの山麓駅はしらび平駅です。
しらび平までは駒ヶ根駅から路線バスが出ています。途中で駒ヶ根バスターミナルや駒ヶ根インターチェンジバス停を経由します。
東京方面から公共交通機関を使ってこの路線バスのあるところまで行く方法は主に電車と高速バスの二つ。
電車であれば中央線で諏訪湖近くの岡谷駅まで行ってそこで乗り換えて南下して駒ヶ根駅まで。バス停K-01駒ヶ根駅へ。
高速バスなら、
- 新宿(または立川)→飯田線に乗り中央道駒ヶ根インターで下車し、近くのバス停K-07女体入口(駒ヶ根インター前)へ
- 新宿→伊那線に乗り駒ヶ根バスターミナルで下車し、近くのバス停K-02すずらん通り(駒ヶ根バスターミナル前)へ
となります。
調べてみると電車(特急使用)と高速バスでは所要時間は大きく変わりません。
それでいて高速バスは料金が安く乗り換えが少なくて済みます。往復チケットならなおのこと。
というわけで高速バスを使うことにしました。
どのような交通手段を使ったとしても千畳敷まで5時間以上みておかないとダメでしょう。
参考:
宿の検討
現地までの所要時間を考えると日帰りは厳しい。となると駒ヶ根周辺で一泊して、次の日朝早く登るのはどうでしょう。(いきなり上に行って山小屋やテント泊という手もありますが……)
楽天トラベルで調べてみたらウッドイーンというペンションに空きがありました。K-11駒ヶ池バス停の近く。夕食朝食込みで1万円未満。他に空きが見つからなかったのでそこで決めました。
参考:
駒ヶ根インターからペンションウッドイーンへ
中央道駒ヶ根インターで下車したのが15:01。宿のチェックインに合わせて遅めに来ました。
ペンションまで2kmくらいなので歩くことに。中央道駒ヶ根インターバス停を出たところにある太い道を西へ。歩き出すとすぐに路線バスが目の前を通過。あ……あれに乗れば良かったのかな……。
緩やかな坂を登っていくと公園が見えてきて、その左手奥にペンション ウッドイーンがありました。
駒ヶ根高原で過ごす前日
ペンション ウッドイーン15:25着。今日の宿泊先です。2階建てのログハウスです。
入ってすぐのところが受付というかリビングというか食堂というか。食事はここでとります。受付の時に登山目的だと伝えると明日のバスのこととか親切に教えてくれました。
割り当てられた部屋は2階の屋根裏の一室。
部屋で特にやることもないので散歩に出かけました。
まず確認しておきたかったのが翌朝利用するバス停。宿から歩いて1分くらいの所にあります。
すぐ近くにあるのは駒ヶ池。
もう少し歩くと観光施設が集まったところがあります。
その裏には川が流れています。
温泉施設や食事処なんかも近くにありました。ソースかつ丼推しみたい。
この辺りで一日ゆったり過ごすのも良さそうですね。
帰ってしばらくして夕食。ピザもスープもチキンも美味しかったです。量もちょうど良い感じ。今日は他のお客さんは登山目的の男性3人組1組のみ。一緒に食べました。
22時頃就寝。
早朝バスでしらび平、ロープウェイで千畳敷へ
千畳敷は雨! それでも行く
残念ながら外は雨です。けっこう降ってます。どうしよう。
それでも団体の人たちは雨装備を調えて出発していきます。
07:21私も意を決してレインウェアとザックカバーをつけて出発。前の団体についていきます。
出発してみると雨もそれほどでもなくなったような。
登山道入口。ここから八丁坂。急な上り坂が続きます。
黄色い花が可愛い。
雪も所々残ってます。
08:09乗越浄土着。急な上り坂は一段落です。
ここで朝食のお弁当(おにぎり)を食べました。
08:20山行を再開。すぐに宝剣山荘・天狗荘が見えます。
この辺りから人気が少なくなりました。視界も悪くて不安でしたが道標を確認しながら進みます。
大きな岩がゴロゴロしていて歩きづらい。
8:44中岳着。
せっかく登ったのにいったん下ります。んー、足に来る~。
中岳と木曽駒ヶ岳の間に頂上山荘があります。この雨の中テントを張っている人も! 晴れていればこんなところでテント泊してみたいですね。
山頂が近づくと急に天気が良くなってきました。木曽駒ヶ岳から下りてきた女性の方がまた登ろうかと迷ってました。
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ランチ・帰りのバスを予約
レストランでお昼ご飯を食べながら一休み。
駒ヶ根名物ソースかつ丼。
食べながらこれからどうするか検討。疲れたし温泉に寄ったりせずまっすぐ帰ることにしました。
帰りの高速バスを予約。立川行きがちょうど良い時間にあったので予約しました。
“ロープウェイで楽々3000m級!木曽駒ヶ岳登山…でも雨” への1件の返信