2018年9月17日~19日、白馬大池へ行ってきました。
きっかけ
前回の山行以降なかなか気分が乗らず、また、9月に入ってからグズついた天気が続いていたこともあり、せっかくの夏だというのにどこへも行かず1ヶ月以上が過ぎてしまいました。
そんな9月の三連休最終日(17日)、天気図を見たら西の方から高気圧が張り出してきているのが目にとまりました。予想天気図を見ても次の数日は高気圧に覆われた良い天気になりそう。行くなら今しかない。急いで準備に取りかかりました。
行き先は以前から行きたかったけれど躊躇していた白馬大池。躊躇していた理由は二つ。
一つは雪。栂池から登ると途中雪田があるらしいのですが9月中旬ならもう大丈夫だろうと。
もう一つはどうせ行くなら白馬岳まで行きたいけれど少し不安だなと思っていたこと。しかし今回はすっぱり割り切って、栂池から白馬大池までのピストンに決めてサッサと行くことにしました。
現地へのアクセス
交通手段
問題は交通手段。
登山口へは栂池パノラマウェイの栂池高原駅から行くことになります。
すでに17日の夜になっており、まごまごしていたら新宿→栂池高原の夜行バス(アルピコ交通)は埋まってしまいました。
そこで選んだのが新宿→松本の高速バス(アルピコ交通)。最終便は松本駅に深夜に着きます。松本で朝まで時間を潰し、始発電車で白馬方面へ行くことを考えました。
調べてみると、次のような乗り継ぎが可能です。

松本到着01:43から始発05:58までは約4時間ありますが、駅の近くにネットカフェがあるようなのでそこで時間が潰せそうです。
松本05:58発の後は信濃大町で南小谷行きへ乗り継いで、白馬駅08:00、白馬大池駅08:09、南小谷08:19着となります。
問題はこれらJRの駅から栂池高原駅(山麓駅)までのルート。
使えるバスは9月の平日だと次の便しかありません。
- アルピコ交通の八方線・栂池線(白馬駅~八方~栂池高原)
白馬駅 08:05 → 08:10 白馬八方バスターミナル(平日は栂池高原まで行かない)- 白馬駅 09:30 → 09:55 栂池高原 (最も単純で安全)
- 小谷村の村営バス
- 南小谷駅前 08:24 → 08:51 栂池高原 (乗り換え時間がタイト。失敗すると白馬駅へ戻れない)
白馬大池駅 07:46 → 07:55 栂池高原(間に合わない)
時刻表上では南小谷経由が最早で着きますが乗り換え時間が短く心配です。
白馬駅09:30発だと1時間半も待つことになりますが仕方なくそちらを選択しました。
松本で朝まで時間を潰す
松本から白馬駅へ
白馬駅からタクシーで栂池高原駅へ
白馬駅で降りてバス停に行くとまばらに人が集まりだしたところでした。

ほどなく08:05発八方バスターミナル行きが到着したので念のため栂池高原へ行く方法を確認したところ、やはり9月平日のこの便は栂池高原までは行かない(乗り継げない)ので09:30の特急に乗ってくれとのこと。長時間待つのでタクシーも勧められました。
同じように栂池高原へ行きたい人が他にも3人。そのうち1人の男性がそれなら割り勘でタクシーに乗ろうと言ってくれたので、もう2人の男女の組と私と合わせて4人で駅前に泊まっていたタクシーに乗り込みました。
08:11白馬駅発。

いくらくらいかかりますかと聞いたところ3000円くらいとのこと。実際に着いてみるとぴったり3000円でした。
08:24栂池高原駅のすぐ近くに到着。

割り勘で一人あたり750円。バスだと560円なのでそれほど違いはなく、大幅に早く着くことが出来ました。
栂池パノラマウェイで栂池自然園へ
栂池パノラマウェイは、麓の「栂池高原駅」から一番上の「自然園駅」までをゴンドラリフトとロープウェイで結びます。
所要時間は ゴンドラ20分 + 徒歩5分 + 0~20分待(20分間隔運転時) + ロープウェイ5分 = 計30~50分程度です。混雑しているときはさらに待ち時間が加わります。
今回はピストンなので往復割引のチケットを購入しました(3600円、有効期間3日)。後で気がつきましたが栂池自然園の入園券付きです。
08:30 栂池高原駅発。
ゴンドラの乗車時間は約20分。結構時間がかかります。途中「白樺駅」という中間駅でゴンドラのドアが開きますが間違えて下りないようにしましょう。
08:50 栂の森駅着。温度計を見ると気温は13度くらい。ガスが多いですがこれから回復するはず!

栂の森駅から次の栂大門駅までは数分歩きます。

08:55栂大門駅着。
この日ロープウェイは20分間隔で運行していました。ちょうどすぐに改札が始まり乗車出来ました。

09:00栂大門駅発。ロープウェイの乗車時間は約5分です。

09:05自然園駅着。

自然園駅から登山口まで数分歩きます。
09:14 登山口のある栂池ビジターセンターに到着しました。
いざ白馬大池へ
栂池自然園・栂池ビジターセンター
栂池自然園~天狗原
天狗原~白馬乗鞍岳
10分ほど休憩し、10:35天狗原発。このあたり所々木々が色づいていました。
木道を進んでいくと分岐があり、左に進むとすぐに木道が終わって岩だらけの急登が始まります。



進んでいくと次第に木の高さが低くなって視界が開けてきます。

やがて周囲は大きな岩だらけに。ややルートが分かりづらいですが、落ち着いて岩に描かれたマークをよく見て進めば問題ありませんでした。 例年雪が残っているというのはこの辺りなのでしょうか?
登り切るとそこには広々とした景色が。天気も大分回復してきました。
ハイマツ帯に挟まれた岩だらけの道を進むとほどなく「乗鞍岳頂上」と書かれた場所に到着。

11:35白馬乗鞍岳着。天狗原の休憩所からちょうど1時間。コースタイムより少し速い?
白馬乗鞍岳~白馬大池山荘
登りの経路(自然園駅~テント場)
白馬大池での過ごし方
テント場受付
白馬岳方面
夕日
星空
下山
08:47白馬大池山荘発。


白馬大池がまるで鏡のようです。


白馬乗鞍岳までは登り。
名残惜しいですが、さらば大池。

9:17 白馬乗鞍岳頂上着。白馬大池山荘から30分。9:18発。
登ったときはガスで見えなかった景色が今日ははっきり見えます。
下に見える白い線は天狗原の木道ですね。

大きな岩だらけの斜面を下っていきます。斜面も少し色づいていますね。
うーん、足が痛い~。


なんとか天狗原まで下りてきました。

振り返って一枚。あそこを下ってきたんですね。

10:05 天狗原の休憩所着。白馬乗鞍岳頂上から47分。

少し休憩して10:11発。


11:05 栂池登山口(自然園、ビジターセンター)着。天狗原からちょうど54分。白馬大池山荘から2時間18分でした。

下りの経路(白馬大池~栂池登山口)
帰りの交通手段
ベンチに座って休憩しながら帰る方法を検討。
一番楽なのはアルピコ交通の高速バス 白馬-新宿線。パノラマウェイ山麓にある栂池高原バス停から中央道日野までダイレクトで行けます。値段も4000円ちょっとと非常に安いです。ただし栂池高原発のバスは夕方16:10発の1便のみ。パノラマウェイで下るのに1時間くらいかかるとして、4時間くらい時間を潰さなければなりません。
この辺りで時間を潰せるような所といえば目の前にある自然園くらい。せっかくなので入ってみることにしました。
栂池自然園
栂池自然園はビジターセンターの中に受け付け・入口があります。
入園料300円を払おうとすると往復券を持ってませんかと聞かれました。確認してみるとパノラマウェイの往復券の一番上に入園券と書いてあります。セットだったんですね。
ビジターセンターの入口に大型のコインロッカー(200円)があったのでザックはそこに入れて手ぶらで入りました。ロッカーに入らない場合は同じ200円で受付で預かってくれるそうです。

この栂池自然園、奥の方まで行くと結構時間と体力が必要です。自然園という名前だったので正直侮っていました。
11:45ビジターセンター発。
浮島湿原。
モウセン池。
13:11 一番奥となる展望湿原着。入り口から1時間26分。
14:05 ビジターセンター着。手ぶら&ハイペースで歩いて2時間20分ほど。ゆっくり鑑賞しながら歩いたら4時間くらいかかるのではないでしょうか。
経路の記録は展望湿原から自然園駅まで。
帰路
14:05 栂池ビジターセンター 発 ~ 14:15 自然園駅 着 (徒歩)
14:20 自然園駅 発 ~ 14:24 栂大門駅 着 (ロープウェイ)
14:28 栂大門駅 発 ~ 14:31 栂の森駅 着 (徒歩)
14:37 栂の森駅 発 ~ 14:56 栂池高原駅 着 (ゴンドラ)


15:03 栂池高原バス停 着

お腹がすいたので何か食べたかったのですが開いているお店を見つけられず。

栂池高原駅まで戻ってツガイケジェラート。りんご+ストロベリー。500円。

15:29 再びバス停に戻ってバスを待ちます。

16:04頃、バスが来たので乗車。16:10発。

梓川SA、双葉SAで15分ずつ休憩。
21:03 中央道日野着。

甲州街道駅まで歩いて帰りました。

感想
白馬大池は噂に違わぬ絶景スポットでした。こんなところでテント泊出来るなんて、それもこんな良い天気で、サイコーでした。
この季節、晴れていても日差しはそれほど強くなく、虫もほとんどおらずテントで快適に過ごすことが出来ました。
ただ、普段デスクワークで歩かない人間にとって栂池登山口から白馬乗鞍岳への道のりはかなりキツイものだったのは確かです。テントを設営しているときに少し気分が悪くなって、設営後しばらく横になってしまいました。コースタイム3時間のところを2時間41分でしたから、もう少しゆっくり登っても良かったかもしれません。ちょうど燃料切れのタイミングだったというのもあります。ついつい行けると思って休憩なし、補給なしでずんずん進んでしまいます。無理の無いペースを掴むのも今後の課題かもしれません。
そもそも松本深夜着~始発という行程自体があまり良くないとは思います。ほとんど徹夜ですからね。
次に来るときは(おそらく来年以降になるでしょうが)白馬岳まで行ってみたいです。下山中に話をした方は、「栂池→白馬大池(山小屋泊)→白馬岳(山小屋泊)→栂池」というルートだったそうで、それも有りかもしれません。大雪渓も気になりますが……。

“天空の絶景! 白馬大池テント泊” への2件の返信