雪残る山開き直前の磐梯山(ペンション送迎、八方台登山口→猪苗代登山口)

2022年05月17日(火)~19日(木)、福島県の磐梯山と安達太良山に行ってきました。

きっかけ

きっかけは2019年に裏磐梯に行ったこと。

秋の裏磐梯、庄助キャンプ場(小野川湖)と中瀬沼・レンゲ沼・五色沼・桧原湖

磐梯山は周辺からポッコリ一つそびえ立って見える独立峰。頂上には360度のパノラマ風景が広がっています。すぐ南には猪苗代湖、北には裏磐梯の湖沼群があるのですから景色が良いのは当然でしょう。もちろん周囲の山々を全方位見渡すことも出来ます。

標高は1816m。5月には雪がほとんど無くなり雪山登山をやらない人にとっていち早く登れるようになる山の一つです。

そして5月下旬は田植えの季節。猪苗代湖と磐梯山に挟まれた猪苗代地区。その水田に水が張られると鏡のように空が反射してとても綺麗なのだとか。

是非ともそれを見に行きたいということで5月下旬~6月上旬に行く計画を立てていたのですが、今年は5月に入ってグズついた天気が続くようになってきました。いつ梅雨入りするのか、梅雨の間の晴れ間はあるのかもよく分かりません。2~3日ほど天気が良くなるタイミングが見えたので少し早いですが我慢しきれずに行ってしまいました。

アクセスは宿の送迎がおすすめ

磐梯山は公共交通機関でのアクセスが多少悪い山です。

一番難易度の低い「八方台登山口」にはバスが通っていません。東側の登山口(渋谷、川上)は猪苗代駅から裏磐梯へ行くバスが通りますが難易度は比較的高いと聞きます。

公共交通機関のみで最も行きやすい登山口は、南側の猪苗代登山口ではないでしょうか。猪苗代駅から猪苗代登山口まで4.4km 徒歩1時間9分(NAVITIME調べ)で行けるようです。夜行バスで猪苗代駅まで行きタクシーで登山口まで行く人もいるようです(注意: 2022年5月現在、猪苗代駅行きの夜行バスは運休しているようです)。

北側の裏磐梯登山口から行く方法もあります。裏磐梯登山口のすぐ近くには三つのホテルがあります(裏磐梯レイクリゾート 迎賓館本館裏磐梯高原ホテル)。そのいずれかに宿泊して翌日朝早く出発するという方法です。欠点としては比較的距離が長いコースとなることでしょうか。

付近の宿を調べていたところ、いくつか登山口への送迎について言及している所を見つけました。

その時々の事情もあるでしょうし確実なことはネットでは分からないのでめぼしい宿をリストアップして電話で相談すると良いでしょう。

私は一つ目に電話した宿が休館のため予約が出来ず、二つ目に電話したペンションぽぽんたで八方台登山口まで送ってくれるということで予約しました。

なお、猪苗代駅へのアクセスは昼行の高速バス、夢街道会津号を利用しました。

ルート

1日目(自転車)

2日目(八方台登山口→猪苗代登山口)

1日目の様子

高速バスで新宿から猪苗代駅へ

2022年5月17日(火) 朝6時過ぎ、新宿にやってきました。

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乗車するのはバスタ新宿7:30発の高速バス。まだ時間があるので近くのウェンディーズ ・ファーストキッチン新宿南口店で朝食にしました。

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6:32 バスタ新宿着。

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ファミリーマートで飲み物を購入。

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乗車するのは7:30発 夢街道会津1号 会津若松行きです。前日にWEBから予約・決済済みです。

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乗車場所はA3。

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7:21 乗車開始。前回と同じJRバス関東の車両です。

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このバスの特徴はUSB-A端子が付いていること。ACアダプタは使えません。最近は充電器と携帯デバイスが共にUSB-Cの場合が増えているので、その場合はUSB-Aから充電できるケーブルを持っていくと良いでしょう。

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バスは7:30定刻通りバスタ新宿を出発。

一般道を走り王子でさらに乗客を乗せて高速道路に入ります。乗客は最終的に15人程度だと思います(運転手が乗客を数えるのを聞いた限り)。座席は半分以上空いています。

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08:48 羽生パーキングエリアで休憩。

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ずんだシェイク。

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09:03 羽生パーキングエリア発。

左手に見えるのは何の山でしょうか。

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10:32 阿武隈パーキングエリア着。

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10:42 阿武隈パーキングエリア発。

トンネルをいくつか抜けると磐梯山が見えてきます。

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11:37 猪苗代駅着。新宿から4時間7分、運賃は4600円でした。

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ちなみに新幹線を使うと新宿8:26→10:52猪苗代駅で2時間26分、運賃は7480円となります。

自転車で猪苗代を見て回る

バス停の目の前にある猪苗代観光協会で電動アシスト自転車を借りました。

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午後4時までで1000円(非電動は500円)。身分証明書の提示が必要です。

2022レンタサイクル猪苗代「いなチャリ」のご案内 – 猪苗代観光協会【公式ホームページ】

時刻は11:48。とりあえずお昼ご飯を食べに行きましょう。北へ。

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途中で通過したセブンイレブン 猪苗代駅通り店。

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駅から一番近いコンビニです(徒歩11分 950m)。

この辺りはどこの店に行くにも距離があるので徒歩で回るのはちょっと厳しいですね。

リオン・ドール 猪苗代店。食料品なども扱っているスーパーのようです。

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11:57 喜多方ラーメン来夢猪苗代店着。

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駅前で喜多方ラーメンで検索して出てきたお店です。

ライムと読むのでしょうか。そういえば先日白馬で昼食を取ったのが来夢来人(ライムライト)でしたね。関係ないですけど。

当店人気No.1とのことなので喜多方チャーシュー麺(1080円)を注文。

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少し太めな縮れ麺。私はもう少し硬くて細い麺の方が好きかなぁ。

お店の裏にあったヨークベニマル 猪苗代店。こちらもスーパーのようです。

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付近には他にも100円ショップ、ドラッグストア、ホームセンター等もあるようです。猪苗代の中心街なのでしょうね。

12:22 来夢発。12:23 セブンイレブン 猪苗代バイパス店着。目と鼻の先にあるコンビニです。

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ここで明日のお昼ご飯と飲み物、お菓子を購入しました。

12:33 セブンイレブン発。

今度は南下して猪苗代湖の方へ行ってみようと思います。

12:35 和食レストランまるまつの前を通過。和食レストランというと夢庵とかそういう系統でしょうか? 手頃な値段のランチもあるみたい。

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国道115号の左右には田園が広がっています。

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12:38 幸楽苑の前を通過。遠い地で馴染みのあるチェーン店を見るとある意味ホッとしますね。

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水に映った電柱群。

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もちろん磐梯山も水田に映ります。

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でも天気はイマイチ。今日は午後には天気が回復する予報だったのですが、結局夜までしつこく雲が残りました。

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水田の間を走る単線の線路。

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苗を植えてもまだ水鏡は健在です。稲が成長すると見えなくなってしまいますがいつ頃になるのでしょうか。成長した稲が広がる景色はそれはそれで綺麗ですが。

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12:48 大きな施設が現れました。ちょっと寄ってみましょう。

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12:50 道の駅猪苗代着。

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道の駅猪苗代ホームページ

物産店はもちろん飲食店も複数入っていますし観光案内もやっていました。喜多方ラーメンはここでも食べられたみたいですね。

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自転車はどこに止めたら良いのか分からなかったのでオートバイ置き場の隅に置いておきました。

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13:11 道の駅猪苗代発。すぐ南に猪苗代湖が見えます。

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でも湖岸までは農地が広がっていて少し距離があります。

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農道を通っていいのかよく分からなかったので国道49号を西へ。

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田んぼのそばにちらほらとお社を見かけます。

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サイクルセンターと書かれた看板が左を向いています。

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ならば遠慮無く行ってみましょう。

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少し消えかかっていますが「ここは自転車専用道路です。」と書かれています。

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道路の脇には猪苗代湖が見えるベンチや東屋が整備されていました。

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磐梯山の方を振り返ったところ。

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Google Mapsにはポケットパークとして登録されていますね。

すぐ近くにある建物がサイクルセンターのようです。

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中は休憩スペースで誰もいませんでした。「只今巡回中です」と書いてあって管理人の携帯電話の番号も書いてあります。直前に車に乗った人が出て行ったのでその人が管理人だったのかもしれません。

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トイレもあります。

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サイクリングロード案内図。

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あー、道の駅から(国道115号を)南下して左(東)に曲がれば良かったんですね。白鳥浜まで行けばここまでサイクリングロードを走ってこられました。途中の川には橋も架かっているようです。でも今から戻るのは嫌かなぁ。

サイクルセンターの説明。平成5年~8年というともう結構前ですね。

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公式サイト(?):

サイクルセンター | @イナワシロ【緑の村】一般財団法人猪苗代町振興公社

猪苗代湖で自転車と言えば猪苗代湖一周(イナイチ)というのも聞いたことがあります。

イナイチ(猪苗代湖一周) | ふくツー|Cycle Trip Fukushima

イナイチ(猪苗代湖一周)に見る行政対応の典型的なNGパターン(全国の自転車に関わる行政の方はぜひ見てください) – LinkTOHOKU LLC

「イナイチ」売り込み、連携いまいち 猪苗代湖一周サイクリングコース、自治体に温度差 | 河北新報オンラインニュース / ONLINE NEWS

私は以前人に誘われて霞ヶ浦一周100kmのコースを走ったことがありますが、延々長時間走り続けなければならないのでなかなか大変でした。

ミニマムな一周62kmならまだアリかなと思いますが大外回って80kmは大変そうですね。いや、猪苗代湖は湖岸に近づくとアップダウンがあるからそれを回避しているのでしょうか。でもそれだと湖が見えない所を延々走ることになってしまいますね。ゆっくり観光スポットやお店を巡る余裕も無いでしょうし、何だか走る意義が分からなくなってきます。ロード乗りのチャレンジ的なものならむしろアップダウンがあった方が好まれそう。結局は猪苗代湖の地形的特性に無理があるのかもしれません。何か魅力のあるところだけ部分的に走れるようになっていると良いのですが。

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猪苗代湖の北岸は水環境保全区域に指定されているようです。湖岸を開発する余地はあまり無いのでしょうね。

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13:47 野口英世記念館を通過。

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公益財団法人 野口英世記念会

全く興味が無いわけでも無いのですが、今日の所はスルー。また来たときにでも。

通りかかった時に車が一杯止まっていたカフェ。

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これでしょうか。悪く無さそう。

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うーん、なかなか湖の近くに降りられる場所がありません。

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この辺は降りられそうかな。

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白鳥がいます。

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14:02 長浜着。

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お、ちょうど良い所に白鳥と遊覧船が。

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くちばしの色や体型なんかはそっくりですね。冠は被っていませんけど(笑)

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山中湖にも似たようなものがあったと思いますが関係があるのでしょうか。

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もちろん砂浜です。

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駐車場があって公衆トイレもあります。

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近くには天鏡閣という何かの観光スポットもありましたが急坂の上だったので止めておきました。これもまた機会があったら。今日は大ざっぱに町を把握する程度で行こうと思います。

14:10 長浜発。戻ります。

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電動アシスト自転車のバッテリーはまだ余裕があります。

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このまま来た道を戻るのもつまらないので左に逸れて翁島駅の方へ行ってみました。

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少しアップダウンがある道でしたが電動アシスト自転車のおかげで何の苦も無く進めました。

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ヤマザキショップ。リカーショップうかわという酒屋さん?なのでしょうか。

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14:29 翁島駅着。無人駅です。

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線路を越えて北側へ。

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近くに磐梯山眺望箇所というのがあるみたいなので行ってみました。

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道路の脇にベンチと地図が設置されています。

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うん、正直この辺りならどこから見ても大差無いと思います。ちなみに翁島登山口から山頂へのコースは正面の谷間の左側を登っていくそうです。

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すぐ近くの田んぼには今まさに水が注がれている最中でした。

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14:48 さて、そろそろ猪苗代駅の方へ向かいますか。

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ペンションぽぽんたの看板の前を通過。本日の宿はここですが、自転車を返さないといけませんからね。

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近くにセブンイレブンがあります。宿の方の話だと、翌日登山口に行く前にここで買い出しをすることも出来るとのことでした。ぽぽんたではお弁当を作れないので必要な方にはそうしているそうです。

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水田の間を通る道を進んでいきます。

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駅のすぐ近くにある古びた大きな建物が見えてきました。Google Mapsには猪苗代観光協会倉庫(レンタサイクル置き場)と書いてあります。確かに窓の中に自転車が見えます。

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元々何の建物だったんでしょうね。学校か何かでしょうか。

15:19 猪苗代駅前の猪苗代観光協会着。中に入って自転車返しに来たんですけど~と言うとそのまま置いておいて大丈夫ですとのことでした。

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ペンションぽぽんた

15:20 猪苗代駅着。

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さて、宿の方とは16:00に猪苗代駅で待ち合わせることになっています。ちょっと早かったですね。もう少し自転車で行く場所を見繕っておければ良かったのですが、まぁ、次回機会があれば今回の経験をベースに考えましょう。

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駅に張り出されていた徒歩散策コース。

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散策コースが三つ紹介されています。二つは猪苗代駅の北側を歩くコースで神社を選ぶかスキー場からの眺めを選ぶかが違うだけです。もう一つのコースは裏磐梯でゴンドラに乗るコース。分かりづらい。右側の順路図、一つ目と二つ目を逆にした方が良いのではないかと……。

16時前に宿の方と合流。もう一人の方もすぐに来て車で宿に行きました。

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16:10頃ペンションぽぽんた着。今日の宿泊客は私ともう一人の方の二名。受付票を書いてチェックイン。

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部屋も共用部分も掃除が行き届いていて綺麗でした。

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窓からの眺め。今日は結局晴れませんでしたね。

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18:30前から夕食。天ぷらも焼き魚も豚肉も美味しかったですよ。

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食べ終わってももう一人の宿泊客の方と長々とおしゃべりをして楽しみました。その方は車を使わず日本百名山まであと一つという所まで来ているそうで、私も車が運転できないので色々旅の秘訣を教えて頂きました。やっぱり宿の人に頼んでみたり、駐車場でいろんな人に声を掛けたりとある意味面の皮が厚くないと(失礼!)ダメなんだなと思いました(笑)。

その後お風呂に入って10時頃には寝たと思います。

2日目の様子

ペンションぽぽんた

翌2022年5月18日(水) 朝4~5時頃起床。

もう一人の方がすでに朝6:20朝食、7:00出発、7:30八方台登山口というスケジュールを立てていたので私もそれに乗っかることにしました。二回に分けて送って貰うのも悪いですし。普通の宿は7時から朝食の所が多いと思うので早い時間に提供してくれるのはありがたいです。登山では早いに越したことはありません。

というわけで6:20頃朝食。

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朝食の後チェックアウト。宿代は一泊二食で8800円。八方台登山口までのガソリン代として1000円を二人で割って500円追加となりました。

宿は現在建物の修繕中で足場が組まれていました。宿の運営にかなり張り切っておられるようでしたよ。

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7時前に宿を出発。

前述しましたが、必要であればセブンイレブンに寄れるとの事でしたが、私ももう一人の方もすでに準備が出来ていたので真っ直ぐ八方台登山口に向かいました。

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途中、もう一人の方が写真を撮りたいというので磐梯山眺望箇所で撮影。昨日も来ましたけどね。

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結構霞んでます。

車は西の方へしばらく進んだ後、つづら折りを左右に曲がりながら登山道へ向かいます。

07:26 八方台登山口着。

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八方台登山口と磐梯山のトイレ

公衆トイレがあったので念のため行っておきました。

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磐梯山にはトイレがありません。いざという時は携帯トイレを使用せよとのこと。各登山口には携帯トイレの回収ボックスがあります。

磐梯登山における携帯トイレについて

弘法清水小屋では携帯トイレ使用ブースの提供とそこで使用できるタイプの携帯トイレを販売しているそうです。使用の際は小屋の人に尋ねた方が良いでしょう。

改修後の携帯トイレ使用ブースのご案内とお願い|詳細ページ

八方台登山口~中ノ湯跡

7:34 八方台登山口発。

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ちょうど同宿の方も出発するところだったのでおしゃべりをしながら一緒に歩きました。まわりの方うるさくてスミマセン。

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所々雪が残っています。

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それほど長い区間ではありませんが厚めに残っている所も。

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そういう所に限って枝が邪魔をしていたりします。

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雪質はシャリシャリした感じで完全に凍っているわけではないのでそこまで滑りませんでした。

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何やら奥に廃墟のようなものが見えてきました。

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08:02 中の湯跡着。登山口からのコースタイムは35分。

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ここはかつて温泉宿があって車も通っていたと宿の方に聞きました。

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おっと、道は廃墟の方ではなくて手前の標識の方ですね。

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中ノ湯跡~弘法清水小屋

中ノ湯の先に雪が多く残っていて少々歩きづらかったです。

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雪の上を歩くには枝が邪魔ですし、かといって木道に降りるとまた雪の上によじ登らなければならないという。私は一回木道に降りて枝を避けて跳び箱を跳ぶように雪の上に戻りました。

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大きく開いた踏み抜きも。

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これからどんどん溶けていくでしょうし、人も沢山通ってすぐに普通の道になるでしょう。

08:10 分岐を通過。左は銅沼(あかぬま)を経由して裏磐梯の方へ下りるようです。

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分岐を越えて少し進むとしばらく上り階段が続きます。

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時々裏磐梯が見えます。

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植生も変わってきました。

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道が緩やかになったと思ったら雪が。でも沢山踏まれていてほとんど平らです。右側もどこまでも落ちるような所では無かったと思います。

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唐突にこういう穴が現れるので油断ならないですね。

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09:17 分岐通過。左は「お花畑」と書いてあります。右へ。

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今回八方台登山口からのルートで一番雪の印象が強かったのはここでしょうか。

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枝がちょっと邪魔なんですよね。もちろん滑ってもどこまでも落ちるという感じではありませんでした。

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09:28 弘法清水小屋着。中ノ湯分岐からのコースタイムは1時間10分ほどのようです。

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遠くにまるで浮かんでいるように見えるのが飯豊山だそうです。

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弘法清水小屋~磐梯山山頂

9:35 弘法清水小屋発。

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10:09 磐梯山山頂着。弘法清水小屋からのコースタイムは30分ほどのようです。

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磐梯山山頂

さすが独立峰。山頂からは360度全方位見渡せます。

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猪苗代湖の眺め。

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水田にも水が入ってきています。

左から右へ緩やかにカーブする高速道路が見て取れます。線路は高速道路のわずかに手前ですがちょっと分かりづらいです。

猪苗代方面パノラマ。

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猪苗代湖西岸の方向。

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真新しい土が露出している部分は翁島駅の近く。おそらく建設中の太陽光発電施設(Blue Power 磐梯猪苗代発電所)だと思います。

山頂には祠が建っています。

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北側、裏磐梯側には三角点があります。

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裏磐梯の景色。

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湖沼群はそれほど沢山は見えないのですね。樹木が多いのと標高差がそこまで大きくないからでしょうか。確かに五色沼を歩いていても磐梯山が見えたのはほんの一握りの場所だった気がします。

裏磐梯で一番大きい目立つ湖が桧原湖。中央一番後ろに本当に薄ら(ほとんど分からないくらい)見えるのが朝日岳だそうです。

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晴れてはいるのですが霞みまくっていてなかなか遠くまでは見えません。宿の方によれば5月は春で植物が活性化してどうしても霞むので6月以降の方が見えると言っていました。東京では3~4月頃にかなり霞んでいたので何だか季節が戻ったような感じがしました。

西側。奥の方は右が喜多方市、左が会津若松市になります。さらに奥に山があるはずですが、もう完全に見えませんね。

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磐梯山のすぐ西側にある山々、その一番手前側は猫魔ヶ岳。八方台登山口から今回とは反対向きに登れるようです。その奥にかすかに雄国沼湿原が広がっているのが見えます。

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山頂の東側では荒々しい地形を見下ろせます。火口の跡か何かなのでしょうか?

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猪苗代登山口へはこの下の平らな所を左から右へ歩きます。弘法清水小屋から写真の左端中央あたりまで降り、そこから写真中央あたりを経由して右やや上の赤埴山の右へ降りることになります。

東側の奥には安達太良山が見えます。

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磐梯山の山頂標識。近づいてみると案外大きいです。

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山頂標識の左側には翁島登山口に至る道があります。最も距離が短くコースタイムも短いですが急登です。登ってきた人を何人か見かけました。

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磐梯山山頂~弘法清水小屋

11:09 磐梯山山頂発。弘法清水小屋へ戻ります。

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途中沢山の人たちとすれ違いました。山頂でお昼を食べる人が多いのでしょうね。

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水場。弘法清水小屋について – 磐梯山 弘法清水小屋によれば毎年水質検査をしているので飲用できるとのこと。

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11:41 弘法清水小屋着。山頂からのコースタイムは20分ほどのようです。

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小屋前は人で賑わっていました。

気温は12.5度。

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前日に買っておいたパンをつまんでお昼ご飯としました。

弘法清水小屋~三合目天狗岩碑

さて、同宿の方はここから八方台登山口まで降りるとのこと。タクシーを呼ぶつもりだったけれどこれだけ人がいれば乗せてくれる人がいるだろうと言っていました。さすが。

私は猪苗代登山口へ降りるのでここでお別れです。

猪苗代登山口へは弘法清水小屋の北東にある道を下ります。

11:54 弘法清水小屋発。

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11:55 すぐに分岐。左は「お花畑」を経由して中ノ湯に至ります。登るときに分岐がありましたがそこにつながっていると思われます。

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見晴らしの良い気持ちよい道を下っていきます。

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桧原湖の方向、その手前に見える湖は銅沼(あかぬま)です。中ノ湯からそちらの方に降りられるようです。

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12:05 三合目天狗岩碑通過。

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三合目天狗岩碑~赤埴山

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12:05 すぐに川上登山口・裏磐梯登山口と渋谷登山口・猪苗代登山口との分岐が現れます。

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川上登山口・裏磐梯登山口へは目の前の稜線を登っていくわけではなく、左に折れて下って行くみたいです。ただしガレ場だとか。

私は猪苗代登山口へ行くので右へ。

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!!

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雪です。

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登山道の続きはこの斜面の真下。

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とりあえず浅く斜めに歩いて雪の左の際まで行ってみましょう。

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ひょえー、結構な傾斜です。

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とは言え滑り落ちても下の木で止まりそうですけどね。

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横向きになって下側の足を蹴り下げて雪上に段を作りカニ歩きのようにして下ってみました。

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経験が浅いためどのくらいで滑るのか分かりません。雪はシャリシャリしているのでそれほど滑らないのでしょうか? 気温が高いためかツルツルに固まったところは見当たりません。ツルッとは滑らなくても崩れて滑りそうな感じ。雪遊びでもして色々試さないとそういう感覚は身につきそうもありませんね。

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最後の所は踏み抜きそうで怖いですね。まぁ、安全第一で。

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12:10 無事滑らず一番下まで降りられました。

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下の登山道は雪解け水で川になっていました。ちょっと歩きづらいけど綺麗な水。

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幸い水はすぐに左の方に避けてくれます。

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12:16 渋谷登山口分岐を通過。

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左は渋谷登山口へ続いています。火山ガスの警告有り。真っ直ぐ猪苗代へ。

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小さな橋(というか木道というか)の右にミズバショウを発見!

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その隣に生えているのはフキ(フキノトウ)?

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現地では澄んだ水や雪が残る山と一緒に見られてとても綺麗です。

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ダケカンバでしょうか?

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でもこの樹皮は結構白いですね。

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写真だと樹木の白さが分かりづらいですが、後ろの山と合わさってメルヘンチックで素敵な景色となっています。

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いやー、猪苗代方面へ降りてきて良かった。

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この辺りから雪とそうでない道を交互に繰り返しながら進むようになります。

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とはいえ真っ平らですしシャリシャリした雪に足が沈むので滑ることはありません。

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左側には池が見えます。

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一応リボンを確認しながら進みます。

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雪の区間が長いところで一箇所だけ道が分かりづらい所がありましたが、少し探したら見つかりました。

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12:32頃、年配の女性が道の脇に座って休んでいました。聞けば三合目まで行こうと思ったけれど案外雪が多くて引き返してきたとのこと。この辺りのことをよく知っているようでしたし、福島市に住んでするとおっしゃっていたので良く来ているのでしょう。足が悪いのでちょっとした雪でも行くのは難しいとのことでした。

この先赤埴山に登るべきか聞いたところ時間があるなら是非登るべきだと言われたので登ることにしました。

この記事を書くために調べていると、話していたのは沼ノ平と書かれた碑がある場所の近くかもしれません。

12:36発。

ここも左手に池。

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先に見えるのが赤埴山です。

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12:42 赤埴林道分岐。

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地理院地図を見るとすぐ下まで林道が来ていることが分かります。そこへつながる分岐のようです。スルー。

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12:47 赤埴山分岐。ここを左に曲がります。右は赤埴山に登らないいわゆる巻き道、と言って良いのでしょうか。まぁ、登らない方が真っ直ぐの道ですけど。

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それほど歩きづらい道ではありません。

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12:53 赤埴山着。分岐からすぐ(6分ほど)でした。

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赤埴山

いやはや、これはなかなかの良い景色ですよ。

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眼下に見える猪苗代湖。

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もちろん雪が残る磐梯山も綺麗です。

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山頂にはケルン?がいくつか。

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三角点?もありました。

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赤埴山~スキー場最上部

13:01 赤埴山発。

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すぐにまた猪苗代湖を見下ろせる道になります。

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いやー、素晴らしい。

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赤い色の土。荒い砂が多く滑ります。

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パノラマ下山ルートです。いやー、本当に猪苗代方面へ降りてきて良かった。

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なんて調子に乗っていると……

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砂で滑って転んで手のひらをすりむいてしまいました。イタタタタ……

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この辺り砂でかなり滑りやすいので気をつけましょう。

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13:10 下の方からサイレンの音が鳴り響きました。何だろう……。どのみち降りるしか無いわけですが。その後も何回かサイレンの音が鳴っていました。定期的に鳴っているのであれば良いのですが。

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13:13 巻き道と合流。赤埴山山頂から12分。上りの短さに比べて結構かかった気がします。

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以降も頻繁に猪苗代湖が見下ろせます。絶景パノラマ下山ルート。

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13:26 天の庭着。

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うーん、ここも素晴らしい。

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13:27 天の庭発。

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下に何か屋根のようなものが見えてきました。

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下はスキー場です。

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13:33 登山者カウンターを通過。

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スキー場最上部~猪苗代登山口

その下はスキー場のゲレンデになっています。

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左手には上から屋根が見えていた建物。何かスキー場の施設でしょうか。

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登山道は右手に続いています。

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リフトの駅?がありますがその手前で左に曲がります。

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ものすごい角度の下り。

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真横を見てカメラを水平に構えてこんな感じです。

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振り返るとこれまたインパクトがありますね。これを登るのは大変だ……。

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大分降りてきました。

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樹木の左側から来た年配のご夫婦?に追い越されました。

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あれ、なんか林道っぽいところに出ました。うーん、このままこの道に沿って下りて良いのでしょうか。

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国土地理院の地図を見るとゲレンデの方に道らしきものが書いてあるのでそっちに行ってみます。

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地図上だとここを下る感じですね……

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でも道らしきものは……あるような無いような……

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いや……無い……な。

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かなりの急坂。枯れ草で滑ります。

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14:18 猪苗代登山口着。携帯トイレ回収ボックスもあります。

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弘法清水小屋から2時間24分でした。コースタイムは2時間10分ほどなので思ったよりかかりましたね。

うーん、結局ここから登るときはどこを歩けば良いのだろう。よく分からず。

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すぐ隣の施設は開いていないと思ったのですが、写真を見返すと「営業中」なんて窓に貼ってありますね。上から入ると実はやっていたりしたのでしょうか。いや、でもほとんど人いませんよここ。

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道路から見下ろす猪苗代の町。

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さて、このまま帰るなら猪苗代駅まで4.4km(徒歩55分)です。バスに乗るなら「バスセンター」バス停まで2.5km(徒歩30分)ですが本数が少ないので歩いた方が早い場合が多いでしょうね。疲れているならタクシーを呼ぶのもアリでしょう。猪苗代駅までならそこまで高くは無いと思います。

しかし今回私は明日安達太良山へ行くことにしていたのでした。この続きは次回。

感想

やはり行くのはちょっと早かったですね。とにかく霞んでいて良い写真もあまり撮れませんでした。水田もちょうどあちこち作業中。もう少し綺麗に見たいならやはり6月に行くべきなのでしょう。

でも十分綺麗な景色は拝めました。山頂からの眺めが綺麗なのはもちろん、登っている途中から見える裏磐梯、弘法清水小屋から三合目天狗岩への荒涼とした道、沼ノ平のダケカンバや雪の残る磐梯山、そして赤埴山からずっと猪苗代湖を見ながら降りる絶景パノラマ下山道。見所は一杯でした。今回行かなかった裏磐梯への道にも銅沼など綺麗な場所はありそうですね。

八方台登山口へ送ってもらったのは正解でした。一番楽な登山道からスタートできたことで体力をかなり節約できました(加えて同宿の方のペースに合わせたので楽だったというのもあります)。宿の方に送ってもらうというのはこれまでほとんど無かったので、今後はうまく活用できたらと思いました。

雪は私にとっては(おそらく多くの人にとっては)障害になるレベルではありませんでした。念のため軽アイゼンを持っていきましたがもちろん使う必要はありませんでした。宿の方の話によれば、磐梯山の山開きは5月中旬だったものが雪が残っていると言うことで近年5月下旬(今年は5/22)になっているそうです。逆に言えばそのくらいの時期であればこの程度の積雪と言うことなのでしょう。

機会があれば今度はもう少し空気が澄んでいる時期に行きたいですね。

安達太良山へ続きます

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“雪残る山開き直前の磐梯山(ペンション送迎、八方台登山口→猪苗代登山口)” への1件の返信

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