秋の八幡平 山頂から茶臼口へ歩く~紅葉巡りその1

2021年9月26日(日)、八幡平に行ってきました。

お久しぶりです。この数ヶ月全く更新しませんでしたが、実際この夏は全くどこにも行けませんでした。

というのも交通事故に遭ってしまい骨折で歩けなくなってしまったからです。大したことはないと思ったのですが病院に運ばれて即入院を申し渡されました。帰りたいと言ったのですが立てず、骨折の部位も注意を要する場所ということで入院せざるを得ませんでした。それでも松葉杖を練習してなんとか3日で帰してもらい、以降自宅療養となりました。1ヶ月ほどは痛くて出歩くことも出来ませんでしたが、次第に良くなり2ヶ月経つ頃には松葉杖なしでも歩けるほど回復しました。通院も終わり高尾山で足慣らし。思ったよりもスイスイ上り下りできて気を良くしていたのですが翌日は筋肉痛。やはり筋力はそれなりに落ちているようです。

季節は秋。北の方からはちらほら紅葉の便りも聞こえ始めてきました。

計画していた夏の予定はメチャクチャになってしまいましたが、せめて秋山には行きたいところ。とはいえ前述の通り筋力が落ちているので簡単なところにしか行けません。

そこで目を付けたのが八幡平です。バスから降りてすぐ山頂。最も簡単な日本百名山の一つだそうです。紅葉はそれほどでも無さそうですが、湿原の草紅葉は綺麗だそうです。周辺地域にも紅葉が綺麗なところはあるそうですが、そちらはまだ時期的には早そうです。

以前から一度行ってみたいと思っていた山なのですが、行かなかった理由はやはりその遠さ。東京からだと費用も時間もかかりそうです。なのでまずはアクセス方法から検討しました。

遙か遠くにある八幡平
図1: 遙か遠くにある八幡平

八幡平へのアクセス

東京方面から公共交通機関で行くなら盛岡からバスで行くのが一番手軽なようです。

八幡平は岩手県と秋田県にまたがる山です。秋田側の田沢湖駅や鹿角花輪駅の方からもバスが出ていますが、東京方面からだと山頂に行くだけなら遠回り感が否めないでしょう。秋田旅行と兼ねるならそれも良いとは思いますが、今回は盛岡から行こうと思います。

盛岡~八幡平のバスは岩手県北バスが運営しています。

盛岡~八幡平の区間は路線バスの他に自然散策バスという季節運行のバスもあります。自然散策バスは盛岡から高速バスを使用して八幡平エリアに向かう一種の急行バスですが、基本的には路線バスと同じように利用することが出来ます。

2021年の時刻表を見ると、盛岡駅からの一番早い便は09:10盛岡駅発→10:55八幡平頂上バス停着の自然散策バスとなっています。

これよりも早く着きたいとなると八幡平エリアで一泊して現地始発の路線バスを利用することになります。最も朝早い便で八幡平マウンテンホテル08:15発→09:05頂上バス停着となります。

帰りの便は自然散策バスが15:00頂上発です。頂上発の最終便は15:20発の路線バスで、松尾鉱山資料館で乗り継げば盛岡まで帰れます。

東京から盛岡へのアクセス

どのバスを利用するとしても何はともあれ盛岡まで行く算段を立てなければなりません。

新幹線であれば東京から盛岡まで指定席で14810円かかるそうです。かなりの高額ですね。

値段を考えるなら真っ先に調べるべきなのは高速バスでしょう。「東京 盛岡 高速バス」で検索して出てきた「高速バス比較ナビ」によれば、運賃は2400円~7500円程度でした。安! 信じられない安さです。松本に行くより安いですよ。新幹線との差額でごちそうが食べられます。

東京~盛岡間は複数の会社が運行しているようです。直近の便でも2000円台の便が複数残っていました。その中から東京鍛冶橋駐車場発のオリオンバス(2900円)を選択しました。本当は新宿発が良かったのですが、足下広めに惹かれました。

東京~盛岡間の高速バスは基本的に全て夜行バスのようです。今回選んだバスは22:10東京発、05:50盛岡駅着です。夜行バスは車内で寝られるかが勝負。少し前から早寝早起きを心がけ睡眠サイクルを調整し、前日は昼に眠くならない程度に適度に早起き。昼間しっかり活動してバスで眠りやすくして挑みました。寝られさえすれば寝て起きたら盛岡にテレポートしているのと同じですからこんなに便利な乗り物はありません。

宿泊地

今回は夜行バスで盛岡に早朝着。そのまま昼頃までに八幡平頂上まで行けます。

日帰りも不可能ではありませんが、現地で一泊すると余裕のあるスケジュールが組みやすくなると思います。

また、気になるのは天気。一泊すると一日目に天候が悪ければ二日目に延期することが出来ます。ここまで遠くに来て終始真っ白な霧の中を歩くのは悲しいものがあります。

それを防ぐ意味でも今回は現地で一泊することにしました。

近くにはキャンプ場もあるようでしたが、怪我の治りたてでテントを担ぐのも辛いので通常の宿から選びました。

宿泊地の候補は大きく分けて次の3エリアに分けられるようです。

  • 藤七温泉
  • 松川温泉
  • 東八幡平温泉郷

どの場所も盛岡からのバスでアクセスできます。

八幡平の宿泊エリア
図2: 八幡平の宿泊エリア

藤七温泉

八幡平の頂上から一番近いのは「藤七(とうしち)温泉 彩雲荘」です。

頂上バス停(レストハウス)から八幡平樹海ラインを1.9kmほど下ったところにある一軒宿です。場所が場所だけに人気があるようで(?)、私が見たときにはほぼ空室はありませんでした。

松川温泉

松川温泉は樹海ラインの入口にある温泉地で、数軒の温泉宿があります。

  • 峡雲荘 : 松川温泉バス停のそばにある宿
  • 松川荘 : 松川登山口のそばにある宿
  • 松楓荘 : 松川温泉で最も古い宿なのだとか
  • アルペンローゼ : 詳細は不明ですがペンションのようです

また、県営のキャンプ場もあるようです。

東八幡平温泉

そして東八幡平温泉は松川温泉より東へ進んだ場所にある宿が点在するエリアです。

盛岡から見て八幡平の入口に位置する高原リゾート地といった所でしょうか。八幡平頂上へはアスピーテラインと樹海ラインのどちらを使っても行きやすい場所にあります。

バス停にもなっている宿は次の通りです。

その他多数の民宿やペンションがあるようです。

八幡平マウンテンホテル

その中から今回選んだのは八幡平マウンテンホテルです。

理由は

  • 早朝バスの始発バス停になっている
  • 山頂からの最終バスの終点になっている
  • 施設が広く部屋も多く一人客でも邪険にされなそう
  • 現時点で部屋も空いていて予約が取りやすそう
  • 登山客を扱い慣れていそう
  • 翌日の昼食を用意できそう

といった点からでした。

天候判断

9月26日3時の天気図(<a target="_blank" rel="noopener" href="http://www.data.jma.go.jp/fcd/yoho/wxchart/quickdaily.html?show=20210926">気象庁より</a>)
図3: 9月26日3時の天気図(気象庁より)

9月下旬天気は周期的に変化しているように見えました。第4週は前半が良い天気で後半が雨、その後晴れる予報、でした。それを見越して日曜日~月曜日の滞在で予約を入れたのですが、この週は思っていたよりも天気が長持ちしました。後半多少天気が悪い地域もあったようですがどうにもはっきりしない天気。その後の天気の回復具合も今ひとつ。まさしく乙女心と秋の空、といった所でしょうか。

それでも日~月曜日は雲は多くとも雨にはならない予報。綺麗な青空は望めないかもしれませんが、とりあえずどんなところか見てくるという言い訳をして行くことにしました。

高速バスで盛岡へ

2021年9月15日(土) 21:25頃、東京駅鍛冶橋駐車場にやってきました。

東京駅鍛冶橋駐車場 入口
図4: 東京駅鍛冶橋駐車場 入口

高速バスを使用する人にとってはおなじみの場所でしょう。多数の高速バスが発車する場所です。ただ私にとっては家から少し遠い利用頻度が少ないバスターミナルです。

バスの出発時刻は22:20。まだ時間があるので近くのコンビニに行って飲み物を購入。その近くのベンチでスマホを見ながら時間を潰しました。

そして23:00再び鍛冶橋駐車場へ。

東京駅鍛冶橋駐車場 入口
図5: 東京駅鍛冶橋駐車場 入口
オリオンバス1021便
図6: オリオンバス1021便

23:10乗車開始。乗車したのはオリオンバス1021便。盛岡だけでなく弘前、青森まで行くようです。座席の背もたれは最初から傾いていて前後の間隔は通常よりも広いようです。通路側の座席には脇にUSB-A端子がありましたが窓側の座席には見当たりませんでした。探せばあったのかもしれませんが隣は誰もいなかったので通路側のUSB端子にスマホを接続して充電しました。

夜行バス車内
図7: 夜行バス車内
夜行バス座席
図8: 夜行バス座席

23:20 定刻通り東京駅を出発。バスはすぐに高速道路に入り消灯となりました。

途中、佐野SA、安達太良SA、長者原SAで休憩。

4列シートなので幅が狭く窮屈ですが前後の間隔には不満はありません。休憩で停車するたびに目が覚めましたが、概ねよく眠れました。

そして翌2021年9月26日(日) 5:39 盛岡駅西口に到着しました。

盛岡駅西口着
図9: 盛岡駅西口着

盛岡駅で時間を潰す

さて、八幡平行きのバスの出発時刻は9:10です。時間がものすごく余っています。

バスに乗るまでにやるべき事は:

  • バス乗り場・券売所の確認
  • 朝食
  • 飲み物・昼食購入
  • バスの切符購入
  • トイレ

このくらいでしょうか。

とりあえず盛岡駅の東口までやってきました。

盛岡駅東口
図10: 盛岡駅東口

盛岡駅には人生で2回ほど来たことがあるはずです。一度目は龍泉洞・宮古への旅行に行ったとき。二度目は北海道&東日本パスで北海道へ行く途中の乗り換えのときです。なのでこの駅前の様子ははっきりと覚えています。このバスターミナルからバスで龍泉洞へ向かったのでした。IGRへの乗り換えは時間がタイトでダッシュしたことも覚えています。あれ、あと学校の修学旅行で来たような、いや、あれは駅には来てないのかな? ……そのくらいです。

それはともかく、どうしましょうか。早朝なのでカフェもやっていません。

とりあえずバス乗り場の確認。バスは3番乗り場から出発します。きっぷ売り場はそこから道路を挟んで反対側(ロータリーの島の中)にあります。

盛岡駅東口バス3番のりば
図11: 盛岡駅東口バス3番のりば
盛岡駅前バス案内所・きっぷ売り場(東口7番のりば付近)
図12: 盛岡駅前バス案内所・きっぷ売り場(東口7番のりば付近)

駅前からローソンが見えたので入って飲み物とつくね串を購入。駅前のベンチでつまみながらスマホで漫画を読んで過ごしました。

7:00 ドトールが開いたので朝食。

ドトール盛岡駅店
図13: ドトール盛岡駅店
ミラノサンドA
図14: ミラノサンドA

8時過ぎ、ファミリーマートで昼食を購入。

ファミリーマートメトロポリタン盛岡店
図15: ファミリーマートメトロポリタン盛岡店

続いて盛岡駅前バス案内所(東口7番のりば付近)にて八幡平自然散策バス乗車券を購入(片道1350円)。帰りは茶臼口からマウンテンホテルまで乗るつもりだったのでその便についても時刻や運賃を確認しました(この時運賃は560円と言っていましたが実際には600円でした)。支払いは現金のみ。ただ、岩手県北バスではICカードの導入が進められているようなので将来は使えるようになるかもしれません(岩手県北自動車における「地域連携 IC カード」を利用したIC 乗車サービスの提供について)。

八幡平自然散策バス 時刻表・乗車券
図16: 八幡平自然散策バス 時刻表・乗車券

さて、3番乗り場に来ましたがまだまだ時間が余っています。少し離れたベンチで待とうかと思いましたがすでに並び始めていたので乗り場の前で待ちました。

8:56バスが到着。すぐに乗車。

盛岡駅に到着した自然散策バス
図17: 盛岡駅に到着した自然散策バス
自然散策バス車内
図18: 自然散策バス車内

9:10定刻通り盛岡駅を発車しました。

自然散策バスで八幡平頂上バス停へ

バスの運行ルートは次の通りでした。

自然散策バスは盛岡からすぐに高速道路に入ります。路線バスの場合は盛岡駅から北上し大更駅を経由してから西へ向かいます。

自然散策バスは途中「さくら公園」バス停で休憩のため13分ほど停車しました。バス停の前には松尾八幡平物産館 あすぴーてという施設がありました。私は降りなかったので詳細は不明です。

また、ここで乗客に山頂で散策ガイドを希望する人はいますかと確認がありました。八幡平自然散策バスでは、希望者に頂上一周コースを無料でガイドしてくれるそうです。

さくら公園バス停(松尾八幡平物産館あすぴーて前)
図19: さくら公園バス停(松尾八幡平物産館あすぴーて前)

バスは再び出発して西に進み松川温泉へ。ここで下車する登山者もいました。ここには三ツ石山への登山口があるようです。

そしてバスは樹海ラインに入り高度を上げていき、11:05定刻より少し遅れて八幡平頂上バス停に到着しました。

八幡平頂上バス停着
図20: 八幡平頂上バス停着

ちなみにバスはこの先アスピーテラインに入って黒谷地、茶臼口を経由して御在所まで下りそこで終点となるようです。茶臼口で降りて八幡平頂上へ登る登山客もいるようですが、私は同じ道なら楽な方が良いと考えるたちなので八幡平頂上から茶臼口まで下って行こうと思います。

八幡平頂上バス停

八幡平頂上バス停
図21: 八幡平頂上バス停
八幡平頂上バス停
図22: 八幡平頂上バス停
八幡平頂上バス停
図23: 八幡平頂上バス停
八幡平頂上バス停
図24: 八幡平頂上バス停
八幡平頂上バス停
図25: 八幡平頂上バス停
八幡平頂上バス停
図26: 八幡平頂上バス停
八幡平頂上バス停 トイレ
図27: 八幡平頂上バス停 トイレ
八幡平頂上バス停 トイレ
図28: 八幡平頂上バス停 トイレ
八幡平頂上バス停 登山道への階段
図29: 八幡平頂上バス停 登山道への階段

本日の山行ルート

さて、本日のルートですが、まずは八幡平の山頂へ。そこからガマ沼、八幡沼のそばを通って湿原を歩き、源太森分かれから源太森、黒谷地湿原、茶臼岳、そして茶臼口バス停まで歩きます。山頂付近だけでは物足りない人が歩く一般的なルートだと思います。逆向きに茶臼口から山頂へ登る人も多いようですが、私はもちろん楽な方を選択します。

ただし茶臼口から登って頂上バス停を終着地にした方がバスの選択肢が多いという面はあります。山頂バス停15:00発の散策バス(盛岡行き)は樹海ラインを下るので茶臼口を通りません。山頂バス停15:20発の路線バス(マウンテンホテル行き。盛岡への接続あり)がアスピーテラインを下り茶臼口を通るので私はそちらに乗るつもりです。ちなみにそれを乗り逃すと後はありません。タクシーを呼ぶくらいでしょうか? それと時間を潰しやすいのもおそらく施設が多い山頂バス停の方でしょうね。

八幡平頂上バス停~八幡平頂上

11:12 八幡平頂上バス停発。まずは八幡平の頂上を目指します。コースタイムは25分くらいです。

八幡平頂上登山口
図30: 八幡平頂上登山口
石畳の上を歩く
図31: 石畳の上を歩く
バス停の方を振り返る
図32: バス停の方を振り返る
最初の分岐手前
図33: 最初の分岐手前

11:16 最初の分岐が現れました。真っ直ぐ進むと山頂へは少し遠回りになります。左へ曲がって鏡沼・めがね沼を経由して山頂へ向かいました。

最初の分岐
図34: 最初の分岐
最初の分岐
図35: 最初の分岐
最初の分岐
図36: 最初の分岐
鏡沼へ向かう
図37: 鏡沼へ向かう
不思議な凹地
図38: 不思議な凹地
水が溜まっている不思議な凹地
図39: 水が溜まっている不思議な凹地

11:21 池が見えてきました。鏡沼です。

鏡沼
図40: 鏡沼
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鏡沼
図41: 鏡沼

湖面に映る紅葉が気になります。

鏡沼に写る紅葉
図42: 鏡沼に写る紅葉
鏡沼を撮影する人たち
図43: 鏡沼を撮影する人たち
鏡沼から見える岩手山
図44: 鏡沼から見える岩手山
鏡沼からめがね沼へ
図45: 鏡沼からめがね沼へ

続いて現れたのがめがね沼。

めがね沼
図46: めがね沼

なるほど確かにめがねです。

めがね沼
図47: めがね沼
めがね沼
図48: めがね沼
めがね沼に写る紅葉
図49: めがね沼に写る紅葉
めがね沼
図50: めがね沼
めがね沼から山頂へ
図51: めがね沼から山頂へ
オオシラビソと風雪
図52: オオシラビソと風雪

11:33 二つ目の分岐に到着。真っ直ぐ進むと秋田側の蒸ノ湯(ふけのゆ)というところに着くみたいです。山頂は右に曲がってすぐです。

二つ目の分岐(蒸の湯登山口5.5km)
図53: 二つ目の分岐(蒸の湯登山口5.5km)
山頂へ続く真っ直ぐな道
図54: 山頂へ続く真っ直ぐな道
八幡平山頂
図55: 八幡平山頂

11:34 八幡平の山頂に到着しました。バス停から22分。写真を撮るために結構立ち止まりましたが、ほぼコースタイムといった所でしょうか。

八幡平山頂
図56: 八幡平山頂
八幡平山頂
図57: 八幡平山頂

八幡平山頂(標高1613m)

八幡平の頂上は木に覆われていて地上からは見晴らしがありません。しかし立派な展望台が建っているのでその上からは周囲を見ることが出来ます。

八幡平山頂
図58: 八幡平山頂
八幡平山頂
図59: 八幡平山頂
八幡平山頂からの眺め
図60: 八幡平山頂からの眺め
八幡平山頂からの眺め
図61: 八幡平山頂からの眺め
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八幡平山頂の碑(「日本百名山」からの引用)
図62: 八幡平山頂の碑(「日本百名山」からの引用)
八幡平山頂からの眺め
図63: 八幡平山頂からの眺め

写真では木が邪魔で分かりづらいと思いますが、なだらかな凹凸が広がっています。

この展望台にも紆余曲折があったようで、盛り土が崩れて展望台になって、それも老朽化して再建しようとしたら工事業者が倒産したりで2014年に今の形になったのだとか(八幡平 – Wikipedia)。穏やかのように見えてやはり厳しい自然環境の中にあるのでしょうね。

八幡平山頂~ガマ沼・八幡沼~源太森分かれ

11:38 八幡平山頂発。

八幡平山頂発
図64: 八幡平山頂発
山頂~ガマ沼
図65: 山頂~ガマ沼
山頂~ガマ沼 ハイマツ
図66: 山頂~ガマ沼 ハイマツ
山頂~ガマ沼
図67: 山頂~ガマ沼
山頂~ガマ沼 岩手山
図68: 山頂~ガマ沼 岩手山

11:43 ガマ沼が見えてきました。

ガマ沼
図69: ガマ沼
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ガマ沼
図70: ガマ沼
展望台が見えてきた
図71: 展望台が見えてきた

11:45 ガマ沼・八幡沼展望台着。

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この場所にはガマ沼と八幡沼それぞれの方向に展望デッキが組まれています。

ガマ沼・八幡沼の展望台
図72: ガマ沼・八幡沼の展望台

右にはガマ沼、左には八幡沼が見えます。

ガマ沼と八幡沼と岩手山
図73: ガマ沼と八幡沼と岩手山
ガマ沼
図74: ガマ沼
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それにしてもこの岩手山はどこから見てもぴょっこり一つ頭を出していてまるで富士山みたいですね。実際岩手富士とか南部富士等と言われているようですが、きっと近くの人々は我々が富士山に対して抱くような心持ちを感じていることでしょう。機会があれば登ってみたいものです。

ガマ沼
図75: ガマ沼
ガマ沼
図76: ガマ沼

先の方に進むと見えてくるのが八幡沼です。

八幡沼
図77: 八幡沼

今回は天気が悪くどうしても写真写りが良くありませんが、肉眼で見るとなかなかの良い景色です。元々だだっ広い景色は写真だと良さが伝わりにくいというのもあるかもしれません。

八幡沼
図78: 八幡沼
現在位置
図79: 現在位置

11:52 ガマ沼・八幡沼展望台発。八幡沼を右手に見ながら緩やかな坂を下っていきます。気持ちいい。

八幡沼
図80: 八幡沼
八幡沼
図81: 八幡沼
八幡沼
図82: 八幡沼
八幡沼
図83: 八幡沼

11:55 陵雲荘の手前に広めな休憩スポットがありました。お弁当を食べるにはちょうど良さそうな場所です。

八幡沼脇の休憩スポット
図84: 八幡沼脇の休憩スポット
八幡沼脇の休憩スポット
図85: 八幡沼脇の休憩スポット
八幡沼脇の休憩スポット
図86: 八幡沼脇の休憩スポット

私はもうちょっと先に進んでから食べようと思います。

陵雲荘
図87: 陵雲荘

11:56 陵雲荘着。

陵雲荘
図88: 陵雲荘

どんなところか寄ってみましたが、トイレと無人の避難小屋があるだけのようです。水場はありません。

陵雲荘
図89: 陵雲荘

11:57 陵雲荘発。

湿原の木道を歩きます。

湿原
図90: 湿原
湿原
図91: 湿原
湿原
図92: 湿原
湿原
図93: 湿原
湿原
図94: 湿原
湿原
図95: 湿原
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ふと空を見上げると雲の間から少しだけ青空が見えました。

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12:02 唐突に分岐が現れました。右は八幡沼のど真ん中のはず。どこに繋がっているのでしょうか。

湿原の中の分岐
図96: 湿原の中の分岐
八幡沼の近く
図97: 八幡沼の近く

行ってみると八幡沼の湖畔に沿って木道が敷かれていました。

八幡沼の近く
図98: 八幡沼の近く
八幡沼の近く
図99: 八幡沼の近く

どこに続いているのかよく分からなかったので先ほどの分岐に引き返して湿原を進んだところ、再び右に分岐がありました。そこには先ほど湖畔の木道を歩いていた人たちの姿があったので、おそらく一時的に湖のそばを歩けるだけの分岐だったのでしょう。

湿原
図100: 湿原
湿原
図101: 湿原
湿原
図102: 湿原
湿原
図103: 湿原
湿原 振り返り
図104: 湿原 振り返り
湿原
図105: 湿原

12:10 分岐が現れました。こちらは「源太分かれ」と呼ばれている分岐です。右に行くとバス停の方へ帰ります。左の源太森へ向かいます。

源太分かれ
図106: 源太分かれ
源太分かれ
図107: 源太分かれ
源太分かれから八幡平を振り返る
図108: 源太分かれから八幡平を振り返る

源太分かれを過ぎると湿原は終わり次第に樹林の中に入っていきます。

源太分かれ~源太森
図109: 源太分かれ~源太森
源太分かれ~源太森
図110: 源太分かれ~源太森
源太分かれ~源太森
図111: 源太分かれ~源太森
源太分かれ~源太森
図112: 源太分かれ~源太森
源太分かれ~源太森
図113: 源太分かれ~源太森

12:18 唐突に分岐が現れました。左は源太森、右は黒谷地と書いてあります。源太森を通過して黒谷地に行くのだと思っていたのですがどういうことでしょうか。

源太森・黒谷地分岐
図114: 源太森・黒谷地分岐

とりあえず左に登ってみるとすぐに見晴らしの良い展望台に出ました。

源太森
図115: 源太森

12:20 源太森着。源太分かれから10分でした。

源太森
図116: 源太森

見晴らしの良い源太森で昼食

源太森 八幡沼の方向
図117: 源太森 八幡沼の方向
源太森 八幡沼の方向
図118: 源太森 八幡沼の方向
源太森
図119: 源太森
源太森
図120: 源太森
源太森
図121: 源太森

お腹がすきましたしちょうど良い場所なのでお昼ご飯にします。朝買っておいた中から菓子パンとおにぎりを食べました。

昼食
図122: 昼食
昼食
図123: 昼食
源太森からの眺め
図124: 源太森からの眺め
源太森(八幡平頂上から1.7km、黒谷地まで1.3km)
図125: 源太森(八幡平頂上から1.7km、黒谷地まで1.3km)

源太森~黒谷地

12:34 源太森を出発。登ってきた方とは別方向に黒谷地に向かう道がありました。先ほどの分岐は巻き道、というか登らず先に進むためのものだったんですね。

源太森発
図126: 源太森発
源太森~黒谷地
図127: 源太森~黒谷地

この辺りは所々左右の木々が色づいていました。

源太森~黒谷地
図128: 源太森~黒谷地

12:39 何やら見晴らしの良いところに出ました。

源太森~黒谷地
図129: 源太森~黒谷地
源太森~黒谷地
図130: 源太森~黒谷地

右手に見える山は何でしょう……ひょっとして茶臼岳でしょうか?(今Google Earthで確認したところおそらくそうだと思います) まだまだ距離がありそうですね……。

源太森~黒谷地 茶臼岳
図131: 源太森~黒谷地 茶臼岳
源太森~黒谷地
図132: 源太森~黒谷地
源太森~黒谷地
図133: 源太森~黒谷地
源太森~黒谷地
図134: 源太森~黒谷地
源太森~黒谷地
図135: 源太森~黒谷地

12:43 安比岳分岐通過。左は安比岳。右へ進みます。

安比岳分岐
図136: 安比岳分岐
安比岳分岐
図137: 安比岳分岐
源太森~黒谷地
図138: 源太森~黒谷地
源太森~黒谷地
図139: 源太森~黒谷地
源太森~黒谷地
図140: 源太森~黒谷地
源太森~黒谷地
図141: 源太森~黒谷地
源太森~黒谷地
図142: 源太森~黒谷地
源太森~黒谷地
図143: 源太森~黒谷地
源太森~黒谷地
図144: 源太森~黒谷地
源太森~黒谷地
図145: 源太森~黒谷地
源太森~黒谷地
図146: 源太森~黒谷地
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源太森~黒谷地
図147: 源太森~黒谷地
源太森~黒谷地
図148: 源太森~黒谷地
源太森~黒谷地
図149: 源太森~黒谷地
源太森~黒谷地
図150: 源太森~黒谷地
黒谷地
図151: 黒谷地
黒谷地
図152: 黒谷地

13:00 黒谷地湿原着。源太森から26分でした(コースタイムは各地図を見ると曖昧ですが、30~40分程度のようです)。

黒谷地湿原

黒谷地
図153: 黒谷地
黒谷地
図154: 黒谷地

やけに綺麗な展望デッキですね。いや、じゃなかった、綺麗な湿原が広がっています。

黒谷地
図155: 黒谷地

# 黒谷地

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黒谷地
図156: 黒谷地

分岐になっていて黒谷地バス停まで10分ほどのようです。疲れた人はここでエスケープすると良いと思います。何しろここから茶臼岳までは登りですからね。

黒谷地
図157: 黒谷地
黒谷地
図158: 黒谷地
黒谷地 茶臼岳まで1.6km 八幡平まで3.3km
図159: 黒谷地 茶臼岳まで1.6km 八幡平まで3.3km

黒谷地~茶臼岳

13:06 黒谷地発。

黒谷地~茶臼岳
図160: 黒谷地~茶臼岳
黒谷地~茶臼岳
図161: 黒谷地~茶臼岳
黒谷地~茶臼岳
図162: 黒谷地~茶臼岳

写真を撮りながら歩いていると木道を踏み外しそうになります。危ない危ない。

黒谷地~茶臼岳 木道
図163: 黒谷地~茶臼岳 木道
黒谷地~茶臼岳
図164: 黒谷地~茶臼岳
黒谷地~茶臼岳 水たまり
図165: 黒谷地~茶臼岳 水たまり
黒谷地~茶臼岳 りんどう
図166: 黒谷地~茶臼岳 りんどう
黒谷地~茶臼岳 岩が多めでちょっと歩きづらい
図167: 黒谷地~茶臼岳 岩が多めでちょっと歩きづらい
黒谷地~茶臼岳 鮮やかな紅葉
図168: 黒谷地~茶臼岳 鮮やかな紅葉
黒谷地~茶臼岳 鮮やかな紅葉
図169: 黒谷地~茶臼岳 鮮やかな紅葉
黒谷地~茶臼岳 茶臼岳への登り
図170: 黒谷地~茶臼岳 茶臼岳への登り
黒谷地~茶臼岳 茶臼岳への登り
図171: 黒谷地~茶臼岳 茶臼岳への登り
黒谷地~茶臼岳 黒谷地から0.8km 茶臼山荘まで0.5km
図172: 黒谷地~茶臼岳 黒谷地から0.8km 茶臼山荘まで0.5km
黒谷地~茶臼岳 茶臼岳への登り
図173: 黒谷地~茶臼岳 茶臼岳への登り
黒谷地~茶臼岳 茶臼岳への登り
図174: 黒谷地~茶臼岳 茶臼岳への登り
黒谷地~茶臼岳 茶臼岳への登り
図175: 黒谷地~茶臼岳 茶臼岳への登り
黒谷地~茶臼岳 茶臼山荘が見えた
図176: 黒谷地~茶臼岳 茶臼山荘が見えた
黒谷地~茶臼岳 茶臼山荘
図177: 黒谷地~茶臼岳 茶臼山荘
茶臼山荘
図178: 茶臼山荘

13:31 茶臼山荘を通過。黒谷地から25分。

茶臼山荘(茶臼岳分岐)
図179: 茶臼山荘(茶臼岳分岐)
茶臼山荘(茶臼岳分岐)
図180: 茶臼山荘(茶臼岳分岐)
茶臼山荘~茶臼岳
図181: 茶臼山荘~茶臼岳

あと少しだ~と張り切ったのですが、これがなかなか着かないんです。

茶臼山荘~茶臼岳
図182: 茶臼山荘~茶臼岳
茶臼山荘~茶臼岳
図183: 茶臼山荘~茶臼岳
茶臼山荘~茶臼岳
図184: 茶臼山荘~茶臼岳
茶臼山荘~茶臼岳
図185: 茶臼山荘~茶臼岳
茶臼岳手前
図186: 茶臼岳手前
茶臼岳三角点
図187: 茶臼岳三角点
茶臼岳三角点
図188: 茶臼岳三角点

13:36 茶臼岳着。茶臼山荘から5分(コースタイム5分)、黒谷地から30分(コースタイム40分)でした。

茶臼岳(標高1578m)

茶臼岳
図189: 茶臼岳
茶臼岳(1578m)
図190: 茶臼岳(1578m)
茶臼岳からの眺め
図191: 茶臼岳からの眺め
茶臼岳からの眺め
図192: 茶臼岳からの眺め
茶臼岳(記念撮影をする家族)
図193: 茶臼岳(記念撮影をする家族)

眼下に見える大きな池が熊沼。その先に見えるポッコリした山が畚岳(もっこだけ)で藤七温泉の近くから登れる見晴らしの良い山だとか。その右に広がるのが八幡平。

茶臼岳からの眺め(熊沼~畚岳)
図194: 茶臼岳からの眺め(熊沼~畚岳)

ここから茶臼口バス停まではコースタイムで40分程度。現在は13:40頃。15:30のバスまでにはまだまだ時間があります。

ここでしばらくのんびりする予定だったのですが、少し経つと急激に視界が悪くなってきました。

茶臼岳
図195: 茶臼岳
茶臼岳
図196: 茶臼岳
茶臼岳から見える紅葉
図197: 茶臼岳から見える紅葉
茶臼岳から見える紅葉
図198: 茶臼岳から見える紅葉

冷たい風も強く吹き付けて急に寒くなってきました。山頂には誰も居なくなり寂しい雰囲気に。

茶臼岳
図199: 茶臼岳
茶臼岳
図200: 茶臼岳

見晴らしも悪いし寒いし、ということで出発することにしました。

茶臼岳~茶臼口

14:01 茶臼岳発。

20210926_140151844.jpg

14:06 茶臼山荘着。やはりこの区間はガッツリ5分くらいかかりますね。

茶臼山荘
図201: 茶臼山荘

せっかくなので茶臼山荘の中も見てみようと思います。

茶臼山荘冬季用入口
図202: 茶臼山荘冬季用入口
茶臼山荘内部
図203: 茶臼山荘内部
茶臼山荘内部
図204: 茶臼山荘内部
茶臼山荘温度計
図205: 茶臼山荘温度計

ベンチだけでなく寝るためのスペース(小上がり)もあります。

温度計は14℃くらいを指していました。

トイレあり。

茶臼山荘内部
図206: 茶臼山荘内部

茶臼山荘から見た茶臼岳。こうして見るとやっぱり少し離れているんですね。

茶臼山荘から見た茶臼岳
図207: 茶臼山荘から見た茶臼岳

14:08 茶臼山荘発。

茶臼山荘~茶臼口
図208: 茶臼山荘~茶臼口
茶臼山荘~茶臼口
図209: 茶臼山荘~茶臼口
茶臼山荘~茶臼口
図210: 茶臼山荘~茶臼口
茶臼山荘~茶臼口
図211: 茶臼山荘~茶臼口
茶臼山荘~茶臼口
図212: 茶臼山荘~茶臼口
茶臼山荘~茶臼口
図213: 茶臼山荘~茶臼口
茶臼山荘~茶臼口
図214: 茶臼山荘~茶臼口
茶臼山荘~茶臼口
図215: 茶臼山荘~茶臼口
茶臼山荘~茶臼口
図216: 茶臼山荘~茶臼口
茶臼山荘~茶臼口
図217: 茶臼山荘~茶臼口
茶臼山荘~茶臼口
図218: 茶臼山荘~茶臼口
茶臼山荘~茶臼口
図219: 茶臼山荘~茶臼口
茶臼山荘~茶臼口
図220: 茶臼山荘~茶臼口
茶臼山荘~茶臼口
図221: 茶臼山荘~茶臼口
茶臼山荘~茶臼口
図222: 茶臼山荘~茶臼口
茶臼山荘~茶臼口
図223: 茶臼山荘~茶臼口
茶臼山荘~茶臼口
図224: 茶臼山荘~茶臼口
茶臼山荘~茶臼口
図225: 茶臼山荘~茶臼口
茶臼山荘~茶臼口
図226: 茶臼山荘~茶臼口
茶臼山荘~茶臼口
図227: 茶臼山荘~茶臼口
茶臼山荘~茶臼口
図228: 茶臼山荘~茶臼口
茶臼山荘~茶臼口
図229: 茶臼山荘~茶臼口
茶臼山荘~茶臼口
図230: 茶臼山荘~茶臼口
茶臼山荘~茶臼口
図231: 茶臼山荘~茶臼口
茶臼山荘~茶臼口
図232: 茶臼山荘~茶臼口
茶臼山荘~茶臼口
図233: 茶臼山荘~茶臼口

眼下に道路(アスピーテライン)が見えてきました。

茶臼山荘~茶臼口
図234: 茶臼山荘~茶臼口
茶臼山荘~茶臼口
図235: 茶臼山荘~茶臼口
茶臼山荘~茶臼口
図236: 茶臼山荘~茶臼口
茶臼山荘~茶臼口
図237: 茶臼山荘~茶臼口
茶臼山荘~茶臼口
図238: 茶臼山荘~茶臼口
茶臼岳登山口
図239: 茶臼岳登山口

14:42 茶臼岳登山口着。茶臼岳から41分でした。

茶臼岳登山口
図240: 茶臼岳登山口
茶臼岳登山口
図241: 茶臼岳登山口

さて、バス停はどっちかいな? と戸惑いましたが、下り(左)の方で良かったようです。

茶臼岳登山口
図242: 茶臼岳登山口
茶臼口駐車場
図243: 茶臼口駐車場

14:43茶臼口バス停着。茶臼山荘から35分、八幡平山頂バス停から3時間31分でした。

茶臼口バス停
図244: 茶臼口バス停

所々かなり長い休憩を取ってきましたが、それでもバスの時間までは45分ほどあります。さらに携帯の電波は途切れ途切れでギリギリ入ったり切れたりを繰り返していました。

車に乗った男性が声を掛けてきて、登山口はどこ? ここ駐車してもいいのかな? と聞くので多分良いんじゃないでしょうか……と答えておきました。そこから少し雑談。この方は昨日は八甲田に行ったと言っていました。紅葉が綺麗だったそうです。なるほど近くの紅葉スポットを訪ね歩くのも良いかもしれません。

茶臼口バス停
図245: 茶臼口バス停

その方はその後も駐車場に車を止めてずっと車の中にいましたが、今ひとつ何をしに来たのかよく分かりませんでした。今から登るというわけではないでしょうし、お迎えか何かでしょうか。

茶臼口でバスを待つ
図246: 茶臼口でバスを待つ

そうこうしていると 15:30 定刻通りバスがやってきました。

茶臼口に到着したバス
図247: 茶臼口に到着したバス
茶臼口に到着したバス
図248: 茶臼口に到着したバス

15:30茶臼口発。

バスはアスピーテラインを下っていきます。この辺りももう少しすると紅葉が綺麗になるのではないでしょうか。

アスピーテラインを下るバス
図249: アスピーテラインを下るバス

途中バスで通りかかった御在所という場所。大きな地熱発電所があります。かつて鉱山が近くにあり、スキー場や宿もあったそうですが今は閉業しているのだとか。

バス御在所通過中
図250: バス御在所通過中

御在所には五色沼という池があって少し興味があったのですがスケジュールに組み込むのが難しかったので今回は諦めました。ところで日本には幾つ五色沼があるのかご存じでしょうか。私にはよく分かりませんが、これまでに四箇所の五色沼を訪れたことがあります(裏磐梯、一切経山、蔵王のお釜、日光白根山)。Wikipediaには八箇所の五色沼が挙げられていますがそれが全てとも限りません。その中で挙げられている五色沼の一つがこの御在所の五色沼で、八幡平に行きたいと思っていた理由の一つでした。なので行けなかったのは残念ですが、運が良ければまたチャンスは来るでしょう。

バス運賃表
図251: バス運賃表

16:14 八幡平マウンテンホテル着。茶臼口からの運賃は600円でした。

八幡平マウンテンホテルバス停
図252: 八幡平マウンテンホテルバス停

八幡平マウンテンホテル

すぐにフロントでチェックイン。

八幡平マウンテンホテル玄関
図253: 八幡平マウンテンホテル玄関

今回予約したのは「【一人でもお値打ち♪】高原リゾートで過ごす贅沢時間【一人旅応援・夕朝食付プラン】」で11550円でした。今見ると素泊まりと同じくらいの値段なので安い値段で泊まれたのだと思います。

八幡平マウンテンホテル

部屋は3階の奥でしたが浴場には近い位置。

八幡平マウンテンホテル廊下
図254: 八幡平マウンテンホテル廊下

部屋はかなり広めでした。

八幡平マウンテンホテル室内
図255: 八幡平マウンテンホテル室内
八幡平マウンテンホテル室内
図256: 八幡平マウンテンホテル室内
八幡平マウンテンホテル室内
図257: 八幡平マウンテンホテル室内
八幡平マウンテンホテル茶菓子
図258: 八幡平マウンテンホテル茶菓子
八幡平マウンテンホテル窓の外
図259: 八幡平マウンテンホテル窓の外

18:20から夕食。バイキング形式です。適当に一つずつ取っていきました。

八幡平マウンテンホテル夕食
図260: 八幡平マウンテンホテル夕食
八幡平マウンテンホテル夕食
図261: 八幡平マウンテンホテル夕食
八幡平マウンテンホテル夕食
図262: 八幡平マウンテンホテル夕食
八幡平マウンテンホテル夕食
図263: 八幡平マウンテンホテル夕食
八幡平マウンテンホテル夕食
図264: 八幡平マウンテンホテル夕食

「高原の星空鑑賞」というイベントががやっていたので参加してみました。室内で星に関するレクチャーを受けた上で正面の駐車場へ。電気が消されて真っ暗の中、レーザーポインターで星の解説をしていただけました。ちょうど月も出ておらず天の川もうっすら肉眼で確認できる好条件でした。

八幡平マウンテンホテルの夜
図265: 八幡平マウンテンホテルの夜

撮影しようかなとも思いましたが今回は面倒だったのでパス。

その後温泉に入ってから早々に寝ました。

曇っていたとは言え八幡平を歩くことが出来ました。なので明日は近所の別の場所へ足を伸ばしてみたいと思います。

続く

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“秋の八幡平 山頂から茶臼口へ歩く~紅葉巡りその1” への4件の返信

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