月山(新宿→月山八合目→リフト・姥沢→山形・山寺→東京)

2022年9月9日(金)~12日(月)、山形県にある月山(がっさん)に行ってきました。

きっかけは、最近月山の綺麗な写真をいくつか見ていたことと、直近の天気が長野方面等より東北地方の方が良さそうだったことです。

月山の概要は例によってWikipediaでも見ておいて下さい(手抜き)。

月山 – Wikipedia

アクセス

月山ビジターセンターの登山トレッキングコースによれば、月山山頂へ至る登山口には次の場所があるようです。

ほとんどの登山口にバスでアクセスできるのは驚きです。とは言え細かく調べていないのでどこかに落とし穴があるかもしれません。お出かけの際は事前によく調べてください。

人気のある登山口は初級の二つ。北の羽黒山口(月山八合目)と南の志津口(姥沢・月山ペアリフト)です。

羽黒山口(月山八合目)へのアクセス

羽黒山口は月山の北側にある登山口です。最寄りのバス停は月山八合目です。

月山八合目バス停へ行くには庄内交通の羽黒・月山線を利用します。

主な観光地へのバス路線「羽黒・月山線」|庄内交通

この路線は、鶴岡駅近くにあるショッピングモール「S-MALL」に併設されているエスモールバスターミナルと月山八合目を結びます。所要時間は約2時間、運賃は2022年現在2140円です。

ただし、 運行日が限られているので注意してください。 必ず庄内交通のサイトで運行日を確認してからお出かけください。2022年の運行日は、7~8月の金土日祝、9月の土日祝、追加で8月第1~2週の全日、9月の第4週の全日となっていました。

次に東京方面からこの路線に乗る方法について。前日に電車で鶴岡駅まで行きこの路線上のどこかで宿泊するというのも一つの手なのですが(実際に途中から乗り込んできた登山者は何人かいました)、東京方面から月山へ行くだけならピッタリの高速バスがあります。

東京・新宿線|高速バス|庄内交通

庄内交通と国際興業バスが共同運行するこの東京~酒田を結ぶ高速バスは、鶴岡でエスモールバスターミナルを経由します。

2022年現在の時刻表によるとエスモールバスターミナルに05:20着。続く月山八合目行きの路線バスは06:00発なので、(夜行なのでほとんどありませんが)少し遅延しても大丈夫ですし、乗り換えの時に休憩する時間も取れるでしょう。

乗り継いだ後、月山八合目の到着予定時刻は8:00です。

志津口(姥沢)へのアクセス

志津口は月山の南側にある登山口です。最寄りのバス停は姥沢です。

姥沢バス停は西川町が運行する路線バス「月山志津温泉線」のバス停です。

町民の方へ|生活情報|路線バスの運行について

月山志津温泉線は西川IC(時々西川中学校)と姥沢の間を結んでいます。

西川ICには高速バスのバス停が併設されており、高速バス山形~酒田線(予約不要)や高速バス仙台~酒田線(要予約)が停車します。姥沢へのアクセスはここで乗り継ぐのが最も分かりやすい経路となります(細かく見て行くと他にも別のバス停で乗り換えたり電車に乗り継いだりする経路もありますがそれほど大きな利点はありません)。

山形線(6/1~10/31)|高速バス|庄内交通

本荘・酒田・鶴岡⇔仙台線|高速バス|庄内交通

また、姥沢から上はリフトを利用するのが断然楽です。月山観光のサイトでリフトの運行状況をチェックしましょう。

月山観光開発(株)| 山形県「月山スキー場」から旬な情報をお届けします

アクセスのページにはバスの乗り継ぎ案内表が掲載されているので非常に参考になります。

アクセス | 月山観光開発株式会社

山形・仙台から姥沢へは最早で9:34着です(2022年)。

東京からでも山形行きの夜行バスに乗ればこの時間に到着できます。月山八合目の方が到着時刻が早く乗り継ぎも楽だと思いますがバスの運行日が限られます。こちらは平日でも行けるのが利点です。

新幹線だと始発を使って仙台・山形どちらを経由しても姥沢到着は12:20になってしまうようです。

なお、リフトの乗車時間は約15分ほどでした。姥沢~リフト下駅間はコースタイム15分ほどと書いてある地図が多いようです。売店を利用したりチケットを買うのに並ぶ必要がある場合だともう少し時間がかかるでしょう。

毎日あるぺん号ではわずかですが月山へ行くバスを運行しているようです。到着はこの姥沢です。条件が合えば検討対象に加えても良いでしょう。

今回の交通手段

当日はバスの運行日なので、アクセスが容易で早い時間に到着できる月山八合目へ向かうことにしました。

バスタ新宿エスモールBT月山八合目7800円2140円夕陽号羽黒・月山線21:5505:2006:0008:00

帰りはリフトを使って姥沢へ降り、山形を経由して東京に戻ることにしました。姥沢~山形間はもう少し遅い時間を想定していましたが、一本早いバスに乗ることが出来ました。

姥沢西川IC山交BT500円1210円月山志津温泉線山形-酒田線14:2015:1015:3516:12徒歩西川BS数分05:3022:30かごたびライナー山形便2400円(特割)鍛冶橋駐車場山形駅西口

今回の山行ルート

旅の様子

バスタ新宿→エスモールバスターミナル(鶴岡)

2022年9月9日(金) 20:50頃、バスタ新宿にやってきました。

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そしていつも通りバスタ新宿内のファミリーマートで食料を購入。おにぎりとパン、飲み物を買いました。

乗車するのは庄内交通の鶴岡・酒田行き発車オ~ライネットを通じて前日(8日)に予約しました。新宿からエスモールバスターミナルまでの運賃は7800円でした。

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乗車するバスは数十分前から乗り場に停車していました。このバスは夕陽号という名前だそうです。

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21:45 B4乗り場より乗車開始。ザックをトランクルームに預けて乗車しました。

今回乗るバスは3列シート。隣の人と腕が当たらないのはもちろん、肩幅の広い男性でも肩をすぼめずに乗る事が出来ます。

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私の座席は最後尾の中央。

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電源はAC100Vタイプ。ミニテーブルまで付いています。寝るだけなので使いませんが。

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座席は上下に動く枕、レッグレスト、フットレストを完備。ただ、個人的にはフットレストを使うと足が十分に伸ばせず窮屈でした。

もちろんトイレ完備。車内中央右側にありました。カーテンを開けると下に降りる短い階段があり、その後トイレがあります。トイレに行く人もそれほど多くはありませんし、構造的にも近くの席でもそれほど気にならないのではないかと思います。

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左の座席と右の座席にカーテンが備え付けられています。左右の人は個室感がありますが少々窮屈、中央の人は開放的ですが人が通る場合があるといったトレードオフでしょうか。

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今回左隣の人はいませんでした。予約時には埋まっていたような気がしますしバスタ新宿の掲示板にも満席と書かれていたので急なキャンセルかもしれません。

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カーテンが閉まっていないのでエアコンの吹き出し口を自由に操作できました。風もカーテンに遮られません。

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21:55 バスタ新宿発。

バスは東京駅、秋葉原、上野を経由して高速道路に入り消灯となりました。

途中大谷PAで10分、安達太良SAで20分、山形蔵王PAで7分ほど休憩。いずれもアナウンスは無く前のカーテンが開いたら前に掲げてある出発時刻まで外に出られるという仕組みでした。

鶴岡ICの手前で照明が点灯。アナウンスがあり、まずは庄内観光物産館を経由。

そして 2022年9月10日(土) 05:29 エスモールバスターミナルに到着。新宿から7時間34分でした。

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エスモールバスターミナル→月山八合目

到着したのは山形県鶴岡市にあるエスモールバスターミナル。S-MALLというショッピングモールの裏手にあります。

自動販売機、ベンチ、トイレがある綺麗なバスターミナルでした。ショッピングモールとつながっているのかはよく分かりませんでした(追記:エスモールのフロアマップによればつながっているようです)。どのみちショッピングモールが営業している時間ではありません。

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月山へ向かうバスの乗り場は1番ということで、その前でおにぎりを食べながら待ちました。

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05:58 バスが到着。普通の路線バスタイプ。後乗り前降り、Suica対応。

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06:00 エスモールバスターミナル発。

すぐに鶴岡駅に停車。ここでも乗客を数人乗せました。この時点で乗客は14人程度でした。

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町を抜け橋を渡ると辺りは水田地帯に。奥には月山も見えます。

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月山とは反対側に見える独立峰は鳥海山です。どちらもちょっと霞んでいますね。

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06:36 羽黒随神門で数人乗り降りがありました。

また、いでは文化記念館前で数分停車。

06:55 羽黒山頂バス停着。ここでしばらく休憩。すぐ近くにトイレもあります。二人乗車。

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07:05 羽黒山頂バス停発。

休暇村庄内羽黒と荒沢寺・ビジターセンター前で一人ずつ乗車。

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次第にバスは細い道をグネグネと曲がりながら登っていくようになります。先日乗った秋田駒ヶ岳へ行くバスを思い出しました。また、○合目と名前の付いたバス停を一つずつ通過していきました。

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08:04 月山八合目バス停着。エスモールバスターミナルから約2時間。運賃は2140円でした(Suica払い)。

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バスの移動経路:

月山八合目

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駐車場奥の小さな建物。右側の扉には管理室と書かれています。脇には登山届のポストもあります。

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左側はトイレ。一回100円以上の募金だそうです。トイレの中には登山届の用紙が置いてありました。トイレの中にあるのは珍しいのでは?

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建物の右側に何かがあります。

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月山八合目と書かれた石碑。

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それと展望図。

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その右手~背後には庄内平野や鳥海山が見えます。

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八合目の標高は1400m弱。山頂は2000m弱なのでだいたい600mくらいの標高差があります。山頂より低いですが鳥海山や庄内平野はこちらの方が近いので十分見応えがある景色です。

08:14 トイレのある小さな建物に戻ります。

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小さな建物から少し登ったところにあるのが月山レストハウス。

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中にはお土産コーナーや軽食コーナーとおぼしきものが見えました。

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レストハウスから見た駐車場。なかなかの見晴らしです。

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霞んでいなければもっと綺麗でしょうね。そういう日もあるのでしょうか?

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月山八合目~中ノ宮~弥陀ヶ原湿原

08:15 月山レストハウス発。

ハクサンフウロ
図1: ハクサンフウロ
ウメバチソウ
図2: ウメバチソウ
ミヤマアキノキリンソウ?
図3: ミヤマアキノキリンソウ?
ノコンギク?
図4: ノコンギク?

08:17 少し登るとすぐに分岐が現れました。

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右は月山への最短ルート。左は湿原を長く歩くコースです。

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湿原の様子をじっくり見たかったので左へ。幸い今日は良い天気ですし時間にも余裕があります。

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すぐに建物の屋根が見えてきます。

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エゾオヤマリンドウ
図5: エゾオヤマリンドウ

08:26 月山御田原参籠所(中ノ宮)着。

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右はショートコース、左はロングコース。左へ。

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08:27 月山御田原参籠所(中ノ宮)発。

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ウメバチソウ
図6: ウメバチソウ
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なだらかで美しい稜線が奥に向かって続いています。

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その先は月山山頂の方向ですが、あのトップが月山の頂上というわけでは無いようです。見えているのはせいぜい佛生池小屋の前後のピークまで。月山山頂はその裏側に隠れていると思います。

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池塘」を説明する看板。同様の看板は日本全国あちこちの湿原に立っています。看板の写真を集めて比較したら面白いかもしれません。

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08:35 分岐。地図で見ると左は行き止まりになっています。それほど遠くはありませんし寄り道してみます。

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オゼコウホネは水の上にハスのように浮かんで咲く黄色い花だそうです。もう季節は過ぎてしまっています。

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08:37 行き止まり。引き返します。

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この水に浮いている丸い葉っぱがオゼコウホネなのでしょうか?

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エゾオヤマリンドウ
図7: エゾオヤマリンドウ

08:41 分岐まで戻ってきました。

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花のシーズンを説明する看板。ミヤマリンドウがかろうじて時期にかかっているくらいでしょうか。この辺りではあまり見なかったような。

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水中には何かが棲んでいます。

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分岐……のように見えますが一方はロープで塞がれています。

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よく見ると草は部分的に紅葉しています。

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全体を見てもほんのり赤く感じます。もっと紅葉が進むと綺麗でしょうね。

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弥陀ヶ原湿原の説明看板。このなだらかな山が火山だというのだから驚きですね。どこから噴火したのでしょう。

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「月山天然記念物」と書かれた標識
図8: 「月山天然記念物」と書かれた標識
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08:54 分岐(十字路)着。八合目からだいたい40分くらい。

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ここは、月山八合目からの最短コース、中ノ宮からのショートコース、ロングコース、月山山頂へのコースが合流する十字路です。

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少しだけ八合目方面へ進んだ所からの眺め。

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弥陀ヶ原湿原→佛生池小屋

08:56 分岐発。月山山頂は南の方角です。

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ここからは岩が敷き詰められた道になりました。

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足下には少し大きめな岩も頻繁に現れます。基本的には歩きやすい道ですが、この岩のせいで微妙に歩きづらさを感じました。

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振り返って見た弥陀ヶ原湿原。

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少し斜度が上がったと思っても……

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すぐに緩やかな道に戻ります。

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こういう広いところでは休んでいる人をよく見かけました。

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何かの標識の跡のようですが文字は判別できませんでした。

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この辺りは右手側に1758.7mのピークがあります。ピークを踏まず下の方を巻いて進むのでそれほど急勾配にはなりません。

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この辺りで小屋が見えるはずだけど見えないな……と思いながら歩いていると唐突に屋根が現れました。

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小屋の左側。岩が飛び散ったようになっています。

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小屋の手前、右側にあるのが佛生池(ぶっしょういけ)です。

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09:50 佛生池小屋着。分岐(十字路)から1時間弱くらいでした。

月山佛生池小屋ホームページ

ここは標高1743m。月山九合目にあたる場所だそうです。

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ソフトクリーム550円、ワッフル600円、トッピングのソースが150円。時間に余裕はありますし、小腹も空いたので少し休んでいきましょう。

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ソフトクリーム+いちじくソース(700円)。

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トイレあり(100円)。

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佛生池小屋→月山山頂

10:05 佛生池小屋発。

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キオン?
図9: キオン?
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いつ振り返っても素晴らしい景色が広がっています。

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「月山とお花畑をめぐるみち(奥の細道)」「オモワシ山」と書かれた標識。

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「月山とお花畑をめぐるみち」は東北自然歩道(新・奥の細道)のコース名のようです。

オモワシ山はこの上の1828mのピークのようです。月山ビジターセンターのページによれば、名前は自らを頂上と思わせることから来ているようです。確かにこのピークに隠されてずっと月山山頂が見えずに来ました。

多少岩が多い歩きづらい道を上りますがピークの脇を巻いていくので傾斜は緩やかです。

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オモワシ山(1828mピーク)の脇を抜けるとようやく月山の山頂が見えてきます。

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ミヤマキンバイ?
図10: ミヤマキンバイ?

と、ここで見覚えのある白い花が。これはハクサンイチゲでしょう。

ハクサンイチゲ
図11: ハクサンイチゲ

今年は6月に北岳で嫌と言うほどハクサンイチゲを見ました。しかしその後に行った白山では見ることが出来ず(ハクサンなのに……)残念に思ったものです。夏の終わりにもう一度見られて嬉しいです。

ハクサンイチゲ
図12: ハクサンイチゲ
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ちょっと段差が大きいところを通過。もちろん極々短い区間です。

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行者返しという場所だそうです。

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登った後は少し休憩したくなりますよね。眺めも最高です。

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東側の眼下には湿原が広がっています。あの辺りへ降りる道は無いようです。

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ハクサンイチゲ
図13: ハクサンイチゲ
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岩の無い区間は歩きやすくて最高です。

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月山とお花……これも東北自然歩道(新・奥の細道)の標識でしょうね。

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10:49 稜線上に出ました。

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皆が思わず足を止めてしまうような良い景色。私も少し休憩。

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10:54発。

10:57 少し進むと途中から木道に変わります。右側歩行。

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左手に見えた大きな岩塊。

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11:02 木道終わり。

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稜線上に建物の屋根が見えてきました。

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人が増え周囲が賑やかになってきました。おそらく姥沢側から登ってきた人たちがいるためだと思います。

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ミヤマリンドウ
図14: ミヤマリンドウ
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11:11 分岐。屋根が見えるのは先の方ですが多くの人が右に上っています。私もとりあえず右へ。

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三角点が現れました。

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11:12 月山三角点着。佛生池小屋から1時間7分、月山八合目から約3時間でした。

月山山頂

三角点があるのは数メートル四方くらいの狭い場所です。記念撮影をする人たちで混雑していました。

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三角点の標高は1979.8m。だいたい2000mと言って良いでしょう。隣の建物がある方が明らかに高いですが、そちらは標高1984mということですから4.2m差ということになります。

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もちろん鳥海山や庄内平野も見渡せます。素晴らしい景色ですがもう少しハッキリ見えてくれたらもっと綺麗でしょうね。

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西側は少々雲が邪魔ですが地図で見ると日本海まで山地が広がっているようです。

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11:24 月山三角点発。

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下の分岐に戻って今度は先の建物の方へ。

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さらに奥には山小屋が見えます。周囲の斜面には沢山の人が座って休んでいました。ちょうどお昼ご飯でしょうか。

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山頂の一番高いところに陣取っているのが月山神社です。中から見える景色は三角点と大差はありません。

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月山神社より先に行くとすぐにあるのが月山頂上小屋です。

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11:40 月山頂上小屋着。

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月山頂上小屋

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玄関には軽食メニューが張り出されていました。コンビニでパンを買ってありましたが、せっかくなのでお昼ご飯はここで食べることにしました。

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11:46 カレーライス(1000円)。ややキーマカレーっぽいような、そこまででも無いようなカレーです。

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食べながらこれからの予定を考えました。

八合目から山頂までだいたい40分くらい前倒しで進むことが出来ました。食べ終わっても予定の出発時間までまだ30~40分くらいあります。

山頂でゆっくりする計画を立てていましたが、既に山頂を過ぎてしまいましたし人も多く、もういいかなーという気がしてきました。

16:00姥沢発のバスに乗る予定でしたが、このバスは西川バスストップでの待ち時間が長い(55分)という欠点があります。

一つ前のバスは14:20姥沢発ですが、これだと西川バスストップでの待ち時間は25分で済みます。

姥沢までのコースタイムは、リフトを15分と見積もると休憩無しで2時間35分。20分くらい足りない計算になります。しかしここからは下りですし、距離も短く体力もまだあるので間に合う可能性は十分あります。

すんでの所で乗り逃したら姥沢で1時間40分待ちです。まぁ、それも良いでしょう。

というわけで早々に出発することにしました。

月山頂上小屋→牛首分岐

12:06 月山頂上小屋発。

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小屋を出て左へ。

すぐに分岐。左は肘折方面と書かれていますが、そちらは片道10時間前後かかる上級者コースです。真っ直ぐ先へ進みます。

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すぐにまたY字に分かれた分岐。左は本道寺口、岩根沢口へ至るルートで月山の南東側に降りることになります。こちらも概ね中~上級者向けです。右へ。

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振り返ると月山神社が見えます。月山の写真としてよく見かける絵はこちら側から撮影したものだったんですね。

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ハクサンイチゲ
図15: ハクサンイチゲ
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12:12 俳句の書かれた石碑の向こうには雄大な景色が広がっていました。

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これから歩く道が丸見えです。

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それなりに急勾配な道。上ってくる人は結構苦しそうです。

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振り返って見ると結構な勾配。うーん、これを上るのは疲れそうですね。向こうからの上りで良かったです。向こうにはソフトクリームもありましたしね! ただ、距離は短いのでコースタイムは姥沢(リフト上)からの方が短いようです。

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どんどん下ります。

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ミヤマキンバイ
図16: ミヤマキンバイ
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砂で滑ってバランスを崩している人もいました。ただ、埋まっている岩が案外しっかりしているのでうまく選んでいけばそれほどでもないと思います。

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左の方にダムのようなものが見えてきました。

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しかし帰ってからよく調べてみるとこれはダムでは無く寒河江ダムに架けられた橋のような気がします。

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唐突に右側から黒い雲が。

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幸い歩いているところまでは来ませんでした。

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振り返ったところ。稜線の西側だけ見事に真っ白です。

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12:56 牛首分岐着。月山頂上小屋から50分でした(コースタイム1時間)。少し休憩。

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標識には次のように書かれています。

  • 月山山頂まで約1.1km 60分
  • 姥ヶ岳経由→リフト上駅まで約2.1km 70分
  • 姥ヶ岳経由しない→リフト上駅まで約1.8km 60分
  • リフト営業時間8:00~(上り)16:15, (下り)16:30
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牛首分岐→金姥→姥ヶ岳

12:59 牛首分岐発。分岐を右へ。上の道を歩いて姥ヶ岳を目指します。

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ここもなかなか素晴らしい眺めです。

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終始とても歩きやすい道です。

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眼下に見える道。木道でしょうか。複数の道が並行しているように見えます。

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右手側の景色。この谷間は月山の西側、湯殿山神社へ続いています。

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下った後の上り坂が見えてきました。嫌だなぁ。

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13:18 金姥(かなうば)分岐通過。牛首から19分でした(コースタイム40分!?)。

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久しぶりの上りにヒィヒィ言っています。

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13:22 突然道が木道に変わりました。

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それでもやや上り基調の道が続きます。

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その後なだらかな道に。

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花が開いているエゾオヤマリンドウ
図17: 花が開いているエゾオヤマリンドウ
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13:30 姥ヶ岳山頂着。ちょっと休憩。

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なだらかな山頂はほぼ木道だけで出来ていました。ベンチあり。

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向こう側から人が来たので分岐だと思っていたのですが、今地図を見ると分岐ではありません。航空写真を見ると木道で周回するコースが組まれています。何か花でも見られるのでしょうか?

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月山へ続く滑らかな稜線もここで見納めです。

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姥ヶ岳→リフト上駅

13:32 姥ヶ岳山頂発。

少し赤く色づいた湿原。

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そして最後の急下降です。急と言っても先日の白山の観光新道と比べたらなんてことはありません。ゆるゆるな階段です。

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距離も短いですしね。すぐ下にリフトが見えます。

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リフトの先にバス停のある姥沢の駐車場が見えます。ここからだとまだまだ遠くに見えますが、こちらにはリフトという文明の利器がついています。

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リフト上駅。赤い建物は休憩所です。

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ミヤマリンドウ
図18: ミヤマリンドウ

13:42 分岐通過。牛首で別れた道と合流しました。

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13:47 月山ペアリフト上駅着。金姥から29分(コースタイム30分)、月山頂上小屋から1時間41分(コースタイム2時間10分)でした。30分短縮。これなら14:20のバスに間に合います。

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姥ヶ岳休憩所の中には自動販売機がありました。

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月山ペアリフト

600円支払ってリフトに乗車。紙のチケットなどはありませんでした。

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13:48 月山ペアリフト上駅発。

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最初は良い眺めなのですが、段々標高が低くなり樹木も多くなって単調な眺めが続き退屈になってきました。

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14:02 月山ペアリフト下駅着。乗車時間は14~15分程度でした。案外長く感じました。

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リフトを降りて建物の右手に回り込んで中に入るとチケット売り場や売店がありました。

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素早く外へ。

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月山ペアリフト→姥沢バス停

14:03 月山ペアリフト下駅発。舗装路を下って行きます。

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中間の駐車場(?)にあったフラワー情報。撮影した花の答え合わせが出来ます。ありがたい。

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月山リゾートイン。ランチや日帰り入浴をやっているようですが終了時間がかなり早いです。もう少し遅くまでやっているとバスを乗り逃した時に利用できるのですが。Webサイトに情報が載っていないので事前にやっているか知るには電話でもするしかなさそうです。

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ロッヂやつなみ

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くろゆり山荘……と書いてますがもうやってなさそう。

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そしてその先にバス停がありました。

14:10 姥沢バス停着。リフトの下に着いてからだと8分くらいかかったでしょうか。

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運転手に行き先を告げてお金を支払ってから乗車しました。運賃は一律500円です(通常は200円ですが、姥沢で乗り降りするときだけ500円になります)。

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町営のいわゆるコミュニティバスと呼んで差し支えないと思うのですが、町では単に路線バスと呼んでいるそうです。Wikipediaにも記事がありました。1977年からあるのだとか。

西川町路線バス – Wikipedia

姥沢バス停→西川IC

14:20 姥沢バス停発。

乗客は6人。1人は道の駅にしかわで別のバスに乗り継いで寒河江(さがえ)駅へ向かいました(暑いバス停で長時間待つのが嫌だと言っていました)。残りは全員西川ICへ。

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15:07 西川ICバス停着。

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高速道路の南北どちらの車線側にもバス停があるのですが、行き先を聞いて北側、山形・仙台方面行きの入口で下ろしてくれました。

西川IC→山交バスターミナル(山形)

トンネルをくぐって階段を上がると高速道路脇に設けられたバス停に出ました。

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待合所には屋根があるのですが日差しが当たって非常に暑い。他の人たちは後ろの日の当たらないところに待避していました。

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西川バスストップの見取り図。

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時刻表等。

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先に来たバスは仙台行きでした。二人乗車。事前予約が必要で、一人は電話で予約したらしく現金で運賃を支払っていました。

15:39 山形行きのバスが到着。私も含めて三人乗車。こちらは予約不要の自由席です。Suica対応でした。

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15:40 西川バス停発(5分遅れ)。

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16:21 山交バスターミナル前着。西川バスストップからの運賃は1210円でした。

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バスの移動経路:

ホテルリモージュ

さて、このまま東京に帰っても良いのですが、せっかく山形に来たので一泊して明日は付近をブラブラしようと思い安い宿を取っておいたのでした。

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16:25 ホテルリモージュ着。山交バスターミナルからすぐの所にありました。

雑居ビルの3~7階がホテルになっているようです。

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1Fはファミリーマート。その横の入口から入ってエレベーターでフロントのある3階に上がってチェックイン。

2日前に楽天トラベルで予約・決済してあります。1泊朝食付きで5296円でした。

再びエレベーターに乗って7階へ。

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必要十分で申し分の無い部屋です。天井の照明は家庭でも使われているようなリモコンで色も変えられるLEDシーリングライトでした。ホテルによくある暗くて暖色系の照明が嫌いな私にとっては嬉しい。

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夕食

17:08 ホテルリモージュ発。

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立派な自転車レーン。近年どこでも見るようになりましたね。

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17:21 栄屋本店着。

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ここは山形名物「冷しらーめん」の元祖のお店なのだとか。というわけで冷しラーメン(935円)。

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冷やしとなるとキュウリが入っている率が高いのは何なんでしょうね。でもそれ以外はあまり冷やしの要素はありません。冷やし中華のような酸っぱい味付けでもありませんし普通の醤油ベースのスープです。油っぽさはほとんど無く薄味ですが少々甘みを感じます。もやしがシャキシャキしていて美味しい。氷が浮いているのを見ると「そういえば冷やしだったな」と再認識するくらい自然でバランスが取れた味だと思います。

食べ終わったらノンビリ歩きながらホテルに戻りました。

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信号機が縦だと雪国に来たんだなと思います。

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朝食

2022年9月11日(日) 7:00から朝食。

和食と洋食が選べますが洋食にしました。美味しかったですよ。

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忘れ物が無いか確認してチェックアウト。

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山形観光

07:46 ホテルリモージュ発。

さて、今日は一日山形をブラブラしようと思います。

例によって夜行の高速バスを予約してあるのでそれまで時間を潰さなければなりません。

とりあえず一箇所だけ行ってみたいところがあったのでそこに向かいます。

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07:55 山形駅着。

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山形では極一部の駅だけSuica対応です。なんて中途半端な……。

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ちょうど電車が出発したところでした。ちょっと急げば間に合ったのに……。

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仙台行きに乗車。

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08:55 山形駅発。5駅先へ。

09:13 山寺駅着。

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09:15 山寺駅発。

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09:26 立石寺の山門に到着。

立石寺、通称山寺は綺麗な景色が見られる場所としてよく紹介されているので一度行ってみたいと思っていたのでした。

宝珠山 立石寺

入山料300円を支払って中へ。

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この辺りはなかなか良い雰囲気ですね。

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09:45 一番上の奥の院に着きました。1000段以上の階段ということでしたが、それほど急ではありませんし所々見る場所もあって立ち止まるので思ったよりは疲れませんでした。登山をやっていればなんてことの無い場所でしょう。

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10:00 五大堂着。

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見晴らしの良い場所です。

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五大堂の下にあるのが開山堂と小さいのは写経を納める納経堂なのだとか。立石寺の写真として最もよく使われているのはこの場所です。

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実際に見てみた感想は……「カメラマンはうまいこと切り取っているな」といった所でしょうか。どう撮るのが一番良いのかなかなか難しいです。

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10:36 山寺駅まで戻ってきました。山形へ戻ります。

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経路検索して出てきたバスのルート(10:41発)を電車だと勘違いして急いで駅に入ってしまいました。次の電車は11:10発。ベンチに座って待ちます。風が涼しくて心地よいです。

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電車は安全確認を行ったとかで遅れていました。11:30山寺駅発。

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11:47 山形駅着。

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後は特に予定は無いので行き当たりばったりでブラブラします。とりあえずお昼ご飯は何にしようかな。

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山形駅の西口を出て、右手の霞城セントラルの中を通り抜け向かった先はこちら。

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山形どんどん焼き 「おやつ屋さん」

山形のソウルフードと言われているどんどん焼きを食べに来ました。以前桜の時期に来て屋台で食べたことがあるはずなのですがもうすっかり覚えていません。

ちょうどお昼時と言うこともあって沢山の人たちが並んでいました。大半は持ち帰り。家で家族と食べるのでしょう。店の中で食べる人も数名いました。子供と一緒に買いに来ている人もいて、何だか休日お昼のマクドナルドを連想する雰囲気でした。山形におけるファストフード店と言っても間違いでは無いでしょう。

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チーズどんどん焼き(ソース)+焼きそば(小)。

うーん、なんてジャンクな食べ物なんだ。ガツンとくる甘辛いソースとマヨ。柔らかい生地。チーズが美味しい。安いだけあって基本中身は貧弱なので、何を入れるかによってかなり変わってくる食べ物でしょう。

食べ終わったらすぐ目の前にある霞城公園へ。

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山形市郷土館というのがあったので入ってみました。

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この建物は済生館(さいせいかん)という病院の本館が移築されたものなのだとか。だからなのか郷土館と言っても展示のほとんどは医学分野です。

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明治初期に作られた擬洋風建築として重要文化財に指定されています。

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続いて同じく霞城公園内にある博物館に来てみました。

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あれー???

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博物館の目の前にあるのが本丸一文字門。

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霞城公園山形城の跡ですがその一角を復元したものです。

門だけなので通り抜けてもその先は雑草が生い茂った土地があるだけです。何十年にもわたって発掘調査や復元を続けているようなのでいつかはその全てが復元される日が来るのでしょうか。と思ったら本丸御殿部分は広場にする計画なのだとか。

公園の一角にある最上義光像。

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二の丸東大手門から外へ。

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特に行く当てもなく真っ直ぐ歩いていると済生館の文字が。こちらが現在の病院の姿です。

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歩き疲れたのでベンチで休憩。日陰は涼しい風が吹いていて快適です。

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さらに街を歩いているとずいぶん雰囲気のある建物が。何かの文化財かと思いきや現在でも営業している医院のようです。

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JAやまがた おいしさ直売所 紅の蔵店。美味しそうな果物が売っていましたが荷物になるので買うのは止めておきました。その場で剥いて食べて捨てられるような場所があると良いんですけどね。

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その前にあった山形まるごと館 紅の蔵。門の中に入って覗いてみたのですが何の施設なのかよく分からなかったので退出。後で調べたところ食事、特産品、イベント開催、街なか観光等の施設だとか。

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おっと、朝出発したところに戻ってきてしまいました。

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駅近くにあったモスバーガーで休憩。

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山形限定の「まぜるシェイク 山ぶどう&ブルーベリー」。

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しばらく休みましたが狭くて微妙に暑い。外に出て涼むことにしました。

ファミリーマートでお茶を買って近くの公園へ。山形は休むところには事欠きませんね。

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それにしても今日はあまりにも無計画すぎました。

こんなことなら蔵王にでも行けば良かったかなと思いましたが、蔵王には昔行ったことがあります。行ったことが無い所に行けてどんなところか分かったので良しとしましょう。

駅ビルのS-PAL山形。色々な店舗が入っています。

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ブラブラ色々見て購入したのが丹野こんにゃくの玉こんにゃく(120円)。山形の名物でもあります。

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こんにゃくの串刺しなんて美味しいの~? と思う人もいるかもしれませんが、これが案外行けます。醤油で煮込んであるので表面にはしっかり味が染みこんでいます。しょっぱい系のお味。こんにゃく自体もプリッとして歯切れも良く気持ちのよい食感です。

東口の地上部分には沢山のベンチがあったのでまたしても座ってしばらく休んでいましたが、しばらくして夕食を探しに出かけました。

山形ならではのものが何かないかなと探したのですが、どこも少々お高い。芋煮って高い物なんでしょうか。牛肉が入っているのかな? 観光地価格?

山形牛、米沢牛はまぁ、お高いでしょう。中途半端な金額を出して下手なものを食べてもなぁと思いますし、大枚叩いて良いお肉を食べても何だか虚しさを感じそうというか、幸せを感じる絵が浮かんでこなかったので止めておきました。

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まぁ、無理に名物を食べる必要も無いでしょう。

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というわけでたどり着いたのが西口にあった定食屋。本当は向かいの洋食屋にしようと思ったのですがやっていなかったので。お昼に行ったおやつ屋さんのすぐ近くです。

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からあげが一番人気とのことでしたが、気が進まなかったので油淋鶏定食(970円)にしてみました。小鉢のサラダ、豆腐も付いていてまずまず満足でした。

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外に出て向かいの公園で休憩。

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時刻は18:45。高速バスの発車時刻は22:30なのでまだ4時間弱あります。

山形駅西口→丸ノ内鍛冶橋駐車場

とりあえず西口のバス乗り場を確認。霞城セントラルという建物の目の前に高速バスの乗り場がありました。

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WILLER EXPRESS、オリオンバス、武井観光の標識が立っています。実際22時から22時半にかけて3台の高速バスがこのバス停にやってきました。ここの他にも東口から東京へ向かう高速バスもあるようです。

時間が余って仕方が無いので再びS-PALに行ったり駅の待合所にあるお土産屋さんを覗いたり。

購入したグミの一つがかなり美味しかったです。

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中に入っているジュレ?が美味しいです。思っていた以上にフルーツ感がありました。他にもさくらんぼやデラウェア(これは別メーカー)のものも買ったのですがこれが一番でした。スッキリした味なのであっという間に全部食べてしまいました。値段は何と150円。安い! 近所で売ってたら見るたびに買ってしまうでしょう(たぶん売っていない)。

西口には広場のようなスペースがあってベンチも沢山ありました。大きなベンチもあり、思わず寝そべりたくなってしまいました。すぐ近くにはトイレもあります。

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それにしても山形は本当にベンチが多いですね。近年は排除アートなどという人心の荒廃を象徴するかのようなものもありますが、幸い山形駅ではそのようなものは見かけませんでした。ホームレスに使われたらどうするのでしょうか。困っている人がいたら声をかけましょうというようなアナウンスも流れていたので、そうするのかもしれません。その方が健全ですね。などと考えながらスマホで色々見て時間を潰しました。

この日の移動経路:

22時が過ぎたので横断歩道を渡ってバス停の近くに行ったところこちらにもベンチがありました。

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22:21 乗車するバスが到着。

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今回乗車するのは、武井観光の「かごたびライナー502便」 山形・米沢発 東京・西船橋・幕張行き。

3日前(8日)に高速バスドットコムで予約しました。運賃は山形→丸ノ内鍛冶橋駐車場で2400円でした。

座席は標準的な4列シート。ただし、乗車時に何番のABというように座席を指定されたので1人で2席占有できました。件のウィルスによるものなのか、それとも単に乗客が少なかっただけなのかは分かりません。

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電源はUSB Type-A……なのですが、どうにも充電ケーブルの端子が刺さりません。

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穴の中を覗き込むと、どうも中の受け側の端子が下の方に半分くらい下がってしまっています。どうしようもないので、隣の座席の端子に差し込みました。前述したとおり隣に人はいません。

22:31 山形駅西口バス停発。

休憩は安達太良、佐野、川口。

2022年9月12日(月) 05:31 丸ノ内鍛冶橋駐車場着。

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電車で帰宅しました。

感想

月山八合目からの上りはなだらかで歩きやすく、リフトへの下りは見晴らしが良く、終始森林限界の上で美しい山容を楽しめました。もちろん湿原も綺麗でした。

惜しむらくは花がほとんど終わりかけだったことと鳥海山・庄内平野方面が少々霞んでいたことくらいでしょうか。紅葉の時期にもまだ早く、もうしばらくして葉がより赤く染まるとさぞ美しくなることでしょうね。紅葉狙いでも良かったかもしれません。

運行日と座席数は限られますが東京からの八合目へのアクセスは良好でした。寝て1回乗り換えて2時間バスに乗るだけで着いてしまいますからね。それに比べると姥沢からのスタートは少々面倒でしょう。上で一泊するならそれも悪くは無いかもしれませんが。

それにしても今年の夏は本当に天気が悪いですね。とにかく良い天気が続きません。特に長野方面の天気が悪いことが多いのが困ります。テントを持って何日か歩くなんて気にはちょっとなりません。そうこうするうちに9月も下旬に入ろうとしています。どこかでスカッと晴れてくれれば良いのですが。

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